アラン・テッカー選手、古巣チームの協力を得て、F.C.C. TSR HONDA FRANCEに復帰
アラン・テッカー選手は、TATI Team Beringer Racingの全面的な協力のもと、F.C.C. TSR Honda Franceに復帰し、今週のFIM世界耐久選手権2022年シーズンの最終戦となるボルドール24時間レースに参戦する。
アラン選手は、6月に開催されたスパ24時間EWCレースで2位を獲得したTATI Team Beringer Racingのライダーメンバーであった。しかし、彼は、先月の鈴鹿8耐での練習走行中に転倒を喫し、頭部に重大な怪我を負い、現在回復中のイギリス人ライダー、ジノ・レイ選手の代役を務めるため、2017-18年のEWCタイトル獲得に貢献したF.C.C. TSR Honda Franceに移籍することになった。
パトリック・エンジョラス監督が率いるプライベートチーム、TATI Team Beringer Racingからの投稿には、こう書かれていた。「アラン・テッカー選手が我々のチームのために行ってくれたすべての行動に感謝する。あなたが行った仕事と人間味あふれる行動に感謝する。我々はあなたの今後の活躍を祈っている。」
マイク・ディ・メリオ選手、マイク・ディ・メリオ選手とともにホンダ CBR 1000RR-R #5に乗ることになったアラン選手は、次のように語っている。「F.C.C. TSRとHonda France、そして新しいチームメイトと一緒にここにいることができて、とても嬉しく思っているんだ。テストは完璧にうまくいったよ。
前回2018年にこのチームとここに来た時とから、新しいスタッフが増えていたんだ。ジョシュのことはよく知っているし、マイクのことも分ってきているからね。この最後の重要なレースに向けて、一緒に協力し合って準備してきたんだ。
だから、ボルドール24時間レース第100回記念大会が待ち遠しいんだよ。」
一方、アラン選手が在籍していたフランスのカワサキプライベートチーム、TATI Team Beringer Racingは、ジノ・レイ選手の僚友で鈴鹿8時間レースで2位を獲得したレオン・ハスラム選手を招集し、さらに今シーズン前半のスパ・フランコルシャン・サーキットでのレースを欠場したベルギー人のバスティアン・マッケルズ選手を加え、このレースに参戦する。