ウェス・クーリー氏に捧ぐ
AMAスーパーバイクで2度のチャンピオンに輝き、Yoshimura Suzukiから参戦した鈴鹿8時間レースを2度制覇したアメリカ人ライダー、ウェス・クーリー氏が65歳で亡くなったことがわかった。
ウェス・クーリー氏は、10月16日、糖尿病の合併症により、アメリカ・アイダホ州の自宅で亡くなった。彼は、1979年と1980年のAMAスーパーバイク選手権で、エディ・ローソン氏やフレディ・スペンサー氏といった伝説的なライダー達と死闘を繰り広げ、そのライバル達からタイトルを2度も奪い取った。
また、Yoshimuraのライダーでもあった彼は、マイク・ボールドウィン氏とともに1978年の第1回鈴鹿8時間レースに出場し、スズキGS1000を駆り、見事に優勝を飾っている。そして、1980年にはグレーム・クロスビー氏とのコンビで再び鈴鹿8耐の表彰台トップに上った。
ウェス・クーリー氏は、2017年に開催された鈴鹿8時間耐久レースの40周年記念大会に主賓として招かれ、1978年に優勝したGS1000でデモンストレーションランを行った。
我々Discovery Sports Events一同は、ウェス・クーリー氏に敬意を表するとともに、ご家族と友人に対し、心からお悔やみを申し上げます。