エルワン・ニゴン選手、劇的なボルドール優勝から数週間後に引退を発表

2022-10-17T04:37:17+02:002022年10月14日|2022|

先月開催されたボルドール24時間レース第100回記念大会で優勝を果たしたViltaïs Racing Igoの一員であるエルワン・ニゴン選手が、引退を表明した。

SRC Kawasaki Franceから参戦したFIM世界耐久選手権2018-19年シーズンでは、タイトルを獲得するなど、際立った実績も持っている39歳のエルワン選手は、25年間という長い期間、レーシングマシンのハンドルを握り、大活躍してきたが、今後もこのスポーツに携わる計画を持っていることを打ち明けてくれた。

「引退のことをしゃべろうとすると、震えるくらい激しい感情が込み上げてくるんだよね。」とフランス人ライダーのエルワン選手は語り始めた。「バイクは僕の人生そのものだからね。レース人生のページを終結させることはそんなに容易いことではなかったんだ。だけど、今がその時なんだなぁと、、、。僕の最終目標はボルドール24時間レースで優勝することだったんだけど、それが達成できたからね。時間が経って、いろいろ考えたんだ。僕は今、39歳。レースキャリアを勝利で終えることは、僕の夢でもあったんだよ。」

そして、彼はこう続けた。「25シーズンを終えて、僕のライダー人生はとても充実していた思うよ。いくつかの思い出が甦ってくるよ。2008年にミシュランのテストライダーとして、ダニー・ペドロサのいるホンダでMotoGPに参戦したこと。BMWでFSBKとIDMのタイトルを獲得したことも、大切な思い出。そして、2018-19年にSRC Kawasakiで獲得したFIM EWCのワールドタイトルも忘れることができないよね、、、。達成できてとてもうれしかったよ。関わってくれたみんなに感謝したい。彼らのサポートがどれほどかけがえのないものであったかを知ってほしいんだ。今は新しい計画に向けて取り組もうとしているんだ。もちろん二輪のね。レースをやめるということは、べつに情熱を絶やすということではないからね。」

4歳で初めてバイクに乗ったエルワン選手は、10年間モトクロスレースに参戦し、そして、14歳でサーキットレースに転向した。フランススーパーバイク選手権にステップアップする前は、フランスアプリリアカップに参加していた。2001年に125オープンのタイトルを獲得した後、250ccマシンに乗り換え、2002年から2005年まで4シーズンをグランプリレースで過ごした。

2006年、ボルドールでEWCにデビューし、ドイツIDMシリーズ、フランススーパーバイク選手権でも長期にわたり活躍した。2010年にはフランススーパーバイク選手権、その2年後にはドイツ・IDM選手権でチャンピオンに輝いた。

2014年にはルマン24時間レースで優勝し、2018-19年シーズンではEWCチャンピオンを獲得。

写真は、エルワン選手(右から2番目)が先月ポール・リカール・サーキットで開催されたボルドール24時間レースで優勝を果たした直後のものだ。