オッシャースレーベン、レース中盤を迎えてF.C.C. TSRホンダ・フランスが首位に

2018-06-10T01:03:50+02:002018年6月9日|2017-2018, 8 Hours of Oschersleben 2018|

オッシャースレーベンでのレースはドラマチックなスタートから4時間を迎えて、F.C.C. TSRホンダ・フランスが首位に立った。

オッシャースレーベン8時間レースは、レーススタートから4時間を迎えて、F.C.C. TSRホンダ・フランスがYART ヤマハ、BMW NRT48をかわして首位に立った。見事な滑り出しを見せたBMW NRT48の後ろには、チームSRCカワサキ、GMT94ヤマハ、ホンダ・エンデューランス・レーシングが続いている。

フルアタックの上位陣に続いて慎重なスタートを見せたGMT94ヤマハは、一時首位に立ったが、点灯したままの給油を行ったことでストップ&ゴーペナルティを科された。

スーパーストッククラスは白熱したペースに
予想通り最終戦を迎えたスーパーストッククラスは、激戦となった。ジュニアチーム・ル・マン・スッド・スズキは現在7位につけており、その後ろにMoto Ain、Tati Team Beaujolais Racing(この段階では暫定スタンディングスで首位をキープ)、No Limits Motor Team、Atomic 68が続いている。
Yamaha Viltaïs Experiencesは燃料切れを起こし、後退している。

バトル、オーバーテイク、クラッシュ、涙そして出火
オッシャースレーベンのレース序盤の数時間は、波乱の連続となった。まず抜け出したのはスズキ・エンデューランス・レーシング・チームのグレッグ・ブラックで、BMWを駆るNRT48のケニー・フォレイとのバトルとなった。
しかし、レースは2度に渡りセーフティカーが導入。1度目はTeam April Moto Motors(その後リタイア)、AM Moto Racing Compétitionが絡んだクラッシュ。その後、Team GP Motoがクラッシュした際には、コースサイドで出火が発生した。
その他にも上位チームのクラッシュが相次いだ。まずは、レーススタートから1時間を少し過ぎた頃、スズキ・エンデューランス・レーシング・チームのビンセント・フィリッペがクラッシュ。スズキのワークス支援を受ける同チームは、この時点で上位グループに入っていたが、これで31位に後退し首位とは8ラップ差がついている。その後、マーキュリー・レーシング(BMW)のシルバイン・バリアーも自身のスティントで転倒。現在7位となっている。