グレッグ・ブラック選手、EWC開幕戦で復帰
グレッグ・ブラック選手は、FIM世界耐久選手権タイトル2連覇に向け、来週(4月14-17日)のルマン24時間レースでは万全の体調で臨むことを宣言した。
ルマン24時間レース公式事前テスト1日目、EWCの現チャンピオンであるグレッグ選手は、Yoshimura SERT Motulのスズキマシンで転倒してしまったが、その一方で、有益な走りを堪能することもできた。
「1日目は、晴天のドライコンディションだったから、良い調子で走れていたんだよ。」と、フランス人ライダーのグレッグ選手は語った。「レースと同じコンディションで、いいタイムを出すことができたからね。新しいセッティングやマシン開発には満足しているんだ。レースに向けて良い感じだなんだよ。この日唯一、ニュータイヤを履いてクイックラップをする機会があったんだけど、ダンロップカーブとシャペルコーナーの間でハイサイドを起こしてしまった。あっという間の出来事で、そのあと雨が降ってきてしまったんだ。足首に少し痛みがあったから、テスト2日目は、1週間後のレースのために走行せず、回復に努め、体調を整えることにしたんだ。」