伝説的なスパ・フランコルシャン・サーキットは、大半のEWCライダーにとっては初走行となるサーキットとなる。そんな中、グレッグ選手は、FIM世界耐久選手権2022年シーズンで連覇を目論む日本チームの指針として、ベルギー人ライダーのザビエル選手を積極的に活用したいと考えているようだ。

「2003年にオートバイの24時間レースが開催されたのが最後だから、このコースを知っているライダーはほぼいないんだよ。」と、イギリス人ライダーのグレッグ選手は語る。「だけど、ベルギー人であるザビエルがチームメイトにいるということは有利に働くはずだし、ファンからの注目も間違いなく高くなるだろうね。それに、彼がより良いラインや最適なオーバーテイクポイントを見つけてくれるはずだ。」

「ここは象徴的なサーキットで、アタッカーに有利なコースだなんだ。高速コーナーが多いから、気弱な人には向かないんだよ。勇敢なライダーのみが活躍できる場所だからね。ということで、我々に期待してほしいね。二輪耐久レースがベルギーに帰ってくるということで、たくさんの地元の観客が集まるだろうし、フランスのファンも応援に駆けつけてきてほしいね。」

スパ24時間EWCレースは、6月4日から5日にかけて開催される。