グレッグ選手:テスト走行で3度目EWCタイトル獲得に希望をもたらす
FIM世界耐久選手権3連覇を目指すグレッグ・ブラック選手は、2月初旬にスペインで行われたテスト走行に参加し、良い手応えを感じたようだ。
EWCの連覇を狙うグレッグ・ブラック選手(31)は、ブリヂストンのパートナーとしてアルメリア・サーキットでテスト走行を行った。
テスト終了後、Yoshimura SERT Motulのライダーは、次のように我々に語ってくれた。「チームと一緒にファクトリーマシンの走行テストに戻ってこれてうれしいよ。モスト以来、長い休みをとっていたからね。久しぶりに集まって、お互いに調子を確認したり、質問しあうことはいいことだと思うよ。」
「もうすでにかなりのスピードで走ることができているんだ。本当にマシンのポテンシャルの高さには驚いているよ。タイヤもすばらしいし、35秒2という例年より3秒以上速いタイムを出すことができたよ。」
グレッグ選手はさらにこう続けた。「2年連続でワールドチャンピオンになれたことは素晴らしい気分だったし、2021年にタイトルを獲得できたのは素晴らしいチームワークの賜物だと思っているんだ。2連覇というのは、いつでも大変な事なんだよ。3連覇はさらに難しくなるよね。だって、どのチームもかなり頑張ってくるからね。だけど、今回のテストで、すでに僕らが良いパフォーマンスを持っていることがわかったよ。」
「僕らが進化していることにとても満足しているし、そのことにかなり自信を持っていいと思うんだ。早く新しいセットアップでルマンを走りたいよ。」
写真 Arnaud Despelchain/www.suzuki-racing.com