シルバン・ギュントーリ選手、「大黒柱」としての活躍に期待
F.C.C. TSR Honda FranceからFIM世界耐久選手権2023年シーズンタイトル奪還を企てるYoshimura SERT Motulの加藤 陽平監督は、シルバン・ギュントーリ選手がチームの「大黒柱」となることに期待している。
スズキマシンを駆る日仏チームの加藤監督は、シルバン・ギュントーリ選手(40歳)が、チームメイトのグレッグ・ブラック選手、エティエンヌ・マッソン選手とともに、次のEWCシーズンで重要な役割を果たすと確信している。
「シルバン・ギュントーリ選手には、その経験と安定したパフォーマンスで、チームの屋台骨を支えてほしいと思っているんだ。」と加藤監督は語った。「3人とも経験豊富で高い技術を持ったライダーであることは間違いないけど、このトリオと我々のクルー、そしてスズキGSX-R1000RがYoshimura SERT Motulを盛り上げてくれると期待しているよ。」
イギリス生まれでフランス人のシルバン・ギュントーリ選手は、次のように述べた。「2021年と2022年の世界耐久選手権で共に戦ってきYoshimura SERT Motulで引き続きチャレンジを続けられることをとても嬉しく、楽しみにしています。2023年の継続は自分のライダーキャリアにとっても嬉しいニュースですし、この仲間と一緒に挑戦し続けられることを誇りに思っています。2023年シーズンは全戦優勝を目標に戦い、再びYoshimura SERT Motulでチャンピオンゼッケン『1番』の奪還をしたいと思います。シーズンスタートはもうすぐです!このチームで、チームメイトとスズキGSX-R1000Rと共にルマン24時間の戦いに挑むのが今から待ち遠しいです。」
FIM世界耐久選手権2023年シーズンは、4月13日~16日にフランスで開催されるルマン24時間レースで幕を開ける。Yoshimura SERT Motulは、ルマンを舞台にしたこのレースで、過去2回の優勝を果たしている。