ジノ・レイ選手、再び表彰台を目指し、スパ24時間EWCレースへの秒読みを開始
ジノ・レイ選手は、F.C.C. TSR Honda Franceへの移籍後初レースとなったFIM世界耐久選手権開幕戦で、見事表彰台を獲得。そして、この表彰台獲得の勢いを借り、次戦のスパ24時間EWCレースではさらなる飛躍を遂げようと考えている。
ジノ選手は、先月開催されたルマン24時間レースで、チームメイトのマイク・ディ・メリオ選手、ジョシュ・フック選手とともに3位に入賞した。
ホンダ CBR1000RR-Rのテクニカルトラブルと転倒により優勝は逃したものの、決して悪くはないスタートを切ったF.C.C. TSR Honda Franceのイギリス人ライダー、ジノ選手は、楽観的な表情で我々にこう語った。
「ルマンでの表彰台獲得は、僕のF.C.C. TSR Honda Franceでの新しい挑戦にとって、とても良いスタートになったよね。とても厳しいレースだったけれど、スタートはとても良かったし、後続とも1分以上の差があった。でも、ちょっとしたアクシデントに見舞われたり、予期していなかった事が起きて、順位を落としてしまったけど、なんとか表彰台を獲得することができたから、とてもうれしかったよ。この素晴らしいチームと一緒にどんなシーズンを過ごせるか、長い冬の間中、ずっと想像していたんだ。だから、とてもハッピーなんだ。ポイントも獲れたしね。それに何より、予選と決勝で僕らのペースがとても速いことを証明できたからね。」
EWC2022年シーズン次戦は、6月2日から5日にかけてベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催される。