ジノ・レイ選手、F.C.C. TSR HONDA FRANCEに加入

2021-12-15T07:05:47+01:002021年12月14日|2022|

イギリス人ライダーのジノ・レイ選手が2022年FIM EWCシーズンからホンダファクトリーチームに加入する。ジノ選手は、オーストラリア人ライダーのジョシュ・フック選手、フランス人ライダーのマイク・ディ・メリオ選手とともに、F.C.C. TSR Honda FranceのCBR1000RR-Rのシートに座る。

ジノ選手は、スーパースポーツ世界選手権に取り組みながら、鈴鹿8時間に参戦した後、Wójcik Racing TeamからFIM世界耐久選手権に正式にデビューした。壮絶な戦いとなった2019年のボルドール24時間レースで2位に入賞したことにより注目を集めたジノ選手は、熟達した耐久レースライダーとなり、出来て間もなかったポーランドチームの総合4位入賞に大いに貢献した。

ジノ選手の才能とパフォーマンスは、今や最も有名なファクトリーチームのひとつに認めらることとなった。

2017-2018年FIM EWCチャンピオンであるF.C.C. TSR Honda Franceは、2022年のタイトル争いに新しい3人のライダーラインナップで再参戦する。ジノ選手は、日本チームの2本柱であるジョシュ・フック選手とマイク・ディ・メリオ選手とともにCBR1000RR-Rのシートに座る。

オーストラリア人ライダーのジョシュ選手は、2017-2018年シーズンにF.C.C. TSR Honda Franceで世界タイトルを獲得した。

2008年GP125世界チャンピオンであるフランス人のマイク選手は、GMT94で耐久レースの経験を積んだ後、ホンダファクトリーチームに移籍し、2018年のボルドール24時間レースや2020年のルマン24時間レースなどで優勝を果たしている。

F.C.C. TSR Honda Franceの新しいライダーラインナップは、4月にルマンで行われる2022年FIM EWC開幕戦に向けて、日本、そしてスペインでの冬季テストを行う予定だ。