ジョシュ・フック選手、「我々は決してあきらめなかった」と語る
FIM世界耐久選手権を制した日本チームのF.C.C. TSR Honda Franceのエースライダー、ジョシュ・フック選手は、「負けを認めない姿勢」が勝因だと語る。
昨日、ポール・リカール・サーキットで開催されたボルドール24時間レース第100回記念大会において、F.C.C. TSR Honda Franceは、マシントラブルを起こし、順位を下げ、優勝のチャンスを失った。
しかし、ジョシュ選手が明かすように、彼や仲間が完走を諦めて、2017-18シーズン以来となる栄光のFIM世界耐久選手権チームタイトルが獲得できないと思ってた瞬間はなかったようだ。
「チェッカーフラッグが振られるまでレースが終わったと思っちゃいけないって、今までの経験からわかっているんだ。」とオーストラリア人ライダー、ジョシュ選手は語る。昔、もっとひどい状況から這い上がって、レースに勝ったこともあるからね。他のライダーと同じで、僕たちもなんどか難し状況があったんだ。でも、僕らは決してあきらめないで、その都度、少しでもいいから前進してきたんだよ。夜通し、いい走りができたし、3人ともコンスタントに速かったと思うよ。朝、明るくなったら全体の様子を見ようと思っていたんだけどね。優勝はまったく計算に入れていなかったよ。でも、僕らの目標をチャンピオンシップ重視するか、それともレースで優勝を重視するか、どちらかを選ばなければならない時が来たんだ。他のライダーがブローアップしていくのを目の当たりにし、少しナーバスになっていたこともあって、エンジンを守ることにしたんだ。できる限り慎重に走ることを心がけ、そしてチーム、ホンダ、そしてパートナーのためにチャンピオンシップを勝ち取ることだけを考えていたよ。」
フルシーズンライダーのマイク・ディ・メリオ選手とジョシュ・フック選手は、ジノ・レイ選手に代わってアラン・テッカー選手と共に、ホンダマシン #5を駆り、今年最後のイベントに参戦した。ジノ選手は、先月開催された鈴鹿8耐でのクラッシュで頭部に重傷を負い、現在回復中だが、今年前半のルマン24時間レースとスパ24時間EWCレースで表彰台に立つなど、F.C.C. TSR Honda Franceのチャンピオン獲得に貢献した。
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