スパの復帰、関係者は大歓迎!
「素晴らしい」「魅力的」「ワクワクする」 FIM EWC戦がスパ・フランコルシャンに復帰することを聞いた耐久レースの関係者は一様に喜びを見せた。
耐久レーサーにとって、夢が叶う時が来る。2022年6月、世界耐久選手権がスパ24時間としてスパ・フランコルシャンに戻ってくる。筋金入りのレーサー達のための唯一無二のレイアウトを持つこのサーキットに、ライダー、チーム陣からは熱烈な反応が相次いだ。
ザビエル・シメオン (ベルギー)/ VRDイゴール・ピエール・エクスペリエンス、ライダー
「素晴らしいニュースだ。自分の父はスパ24時間で2度も勝っているので、ことさらに感慨深い」
ヤニック・ルコ(フランス)/ VRDイゴール・ピエール・エクスペリエンス、チームマネージャー
「世界で最も美しいサーキットの一つ。極端な愛国主義者のフランス人である自分でも、そう言えるね。パドックの仲間は盛り上がっているが、我々のチームのベルギー人やベルギーのスポンサーもみんなそうだ。スパ6時間では2度レースをしているので、自分たちが24時間のレジェンドの仲間入りをする日が待ち切れない」
マンディ・カインツ(オーストリア) / YARTヤマハ、チームマネージャー
「選手権にスパが加わることになって、とてもワクワクしている。2003年以来、YARTは、EWCのチームでは唯一、EWCのレースを一戦も欠かすことなく参戦している。スパは、自分たちが新しく挑むコース。24時間レース、8時間レースがそれぞれ3回ずつ開催されるEWCは、世界で最も勝つのが難しいモーターサイクルの選手権になるだろう。EWCは、これからも英雄達を輩出し続ける!」
ロビン・ミュルハウザー(スイス) / モト・アイン、ライダー
「2013年にスパ6時間に参戦して600クラスで優勝できた自分は、とても幸運だった。とても壮大なサーキット。速度域は高く、曲がりくねっていて過酷だ。2022年、またあの信じられないコースで自分が走れることを心から願っているよ」
グレゴリー・ファストレ(ベルギー) / モトテックEWCチーム、ライダー
「世界で最も美しいサーキットだ! 2003年、最後に行われたリエージュ24時間に参戦した。自分にとって、あれが初めての耐久レースだった」
藤井正和(日本) / F.C.C. TSRホンダ・フランス、チームマネージャー
「スパ24時間は、新しい時代の始まりとなる。選手権の歴史の新たな一章に向けて、準備は万端だ」
ウーヴェ・レインハルド(ドイツ) / ERC-BMWモトラッド・エンデューランス、チームマネージャー
「スパ・フランコルシャンでは、比類の無いコースに挑むことになる。スパは、自分個人にとっても大きな節目となる。このイベントに参加できることを誇りに思う」
マイク・ディ・メグリオ(フランス) / F.C.C. TSRホンダ・フランス、ライダー
「このサーキットでレースができる幸運にはこれまで恵まれてこなかったが、レーシングゲームではこのコースにハマっている! あそこで走る日が待ち切れない。バイクで走るのは衝撃的な体験になることは間違いない。あのコースは、純粋にマジックだ」
ルカ・スカッサ(イタリア) / No Limits Motor Team、ライダー
「子どものように喜んでいるよ! 夢が実現した。2021−2022シーズンも耐久ライダーであることを願うよ。そうすれば、あのアメージングなコースでレースができるからね。どれほど素晴らしいショーになるんだろう!」
ルイス・ロッシ(フランス) / ジュニア・チーム LMS スズキ
「スパといえば、フリカデルとフライドポテト! 冗談はさておき、あのサーキットで僕らが走るなんて、最高のニュースだ。ラディオンの上りに挑むのが待ち切れない。クレイジーなレースになるよ!」
フローリアン・アルト(ドイツ) / VRD イゴール・ピエール・エクスペリエンス、ライダー
「スパでは昨年、初めてレースをした。あのコースは特別な存在。とても速くて、歴史的な雰囲気を感じさせる。父と一緒にレース観戦に出かけていたものだが、いつもスペクタクルだった。スパは、24時間耐久レースをするための完璧なコースだ」
フレディ・フォレイ(フランス) / F.C.C. TSRホンダ・フランス、ライダー
「このサーキットでレースをしたことはなく、サーキットデイの日に乗ったことがあるだけ。ラディオンは、本当にワクワクするようなセクションだってことは自信を持って言えるよ」