スリリングな展開が予想されるエストリル12時間レース

2020-09-22T08:23:24+02:002020年9月22日|12 Hours of Estoril, 2019-2020|

2019-2020FIM世界耐久選手権のランキングでは、すべての優勝候補が少ないポイント差でタイトル争いのグループを形成し、2019-2020シーズン最終戦を飾るポルトガルでのレースでは、熱いレース展開が繰り広げられることが予想される。エストリル12時間レースは、リスボン近郊のエストリル・サーキットで、現地時間2020年9月26日(土)08:30(西ヨーロッパ夏時間、日本時間:同日16時30分)にスタートする。

Suzuki Endurance Racing Teamは、暫定チームランキング単独首位と言う立場で、エストリル12時間レースに臨む。しかし、2019-2020FIM EWCシーズン最終戦のポイント獲得次第では、他の7チームにも世界タイトル獲得のチャンスが未だ残っているため、Suzuki Endurance Racing Teamは、それらのチームから標的として狙われることとなる。特に、F.C.C. TSR Honda France、YART Yamaha、BMW Motorrad World Endurance Team、Webike SRC Kawasaki France Trickstarの4つのファクトリーチームが形成するグループは、僅かわずか7ポイント差でひしめき合い、熾烈な戦いを繰り広げるであろう。この4チームは、失うものはなにもなく、また、優勝と世界タイトル獲得という同じ目標を持っているため、この最終戦には全力で挑んでくるはずだ。

また、他のレースでエストリル・サーキットを走行したWójcik Racing Teamをはじめ、VRD Igol Pierret Experiences、3ART Best of Bikeもまた、世界タイトルと表彰台のチャンスを持つライバルたちの集団の中にいる。

参加台数は少ないが、激しい戦いの予感
新型コロナウィルス感染症の世界的な流行の影響で混乱した2019-2020FIM EWCシーズンの最終戦に参加するチームは、わずか23チーム。しかし、全てのチームのモチベーションは、非常に高い。

ドゥカティのファクトリーチーム、ERC Enduranceは、注目チームのひとつであることは間違いない。
チャンピオンタイトル争いから脱落してしまったものの、ルイ・ロッシ選手、マチュー・ギネス選手、シルヴァン・バリエ選手の3人で初優勝を狙いにいく。

38年の歳月を経て、息子のケビン氏に引き継がれる前の最後のレースを監督することになったスイスのチーム、Bolliger Team Switzerlandの創設者ハンスペッター・「ハンプ」・ボリガー監督の輝かしい活躍にも期待が集まる。

スーパーストッククラスでは、フランスチーム、Moto Ainの直接的なライバルであったGERT56 by GS Yuasaが欠場することとなり、FIM耐久ワールドカップの優勝を巡る緊張感が薄らいだ様な感じがするが、イタリアのNo Limits Motor Teamが、 Moto Ainからワールドカップタイトルを奪い取る可能性も残している。

Wójcik Racing Team 2とJMA Motos Action Bikeも、スーパーストッククラスの世界ランキングで上位を目指す。

第1回目のフリー練習走行は、9月23日(水)に行われ、第1回目の公式テストと公式予選は9月24日(木)からスタートする。

エストリル12時間レース決勝は、9月26日(土)08:30(西ヨーロッパ夏時間、中央ヨーロッパ夏時間:同日09:30、日本時間:同日16:30)にスタートする。

2020エストリル12時間レース – 暫定エントリーリスト