スロバキアリンクに2輪と4輪が集結
この日のスロバキアリンクでは、「一緒に」が注目ワードとなった。FIM EWCのライダーが、FIA WTCR / OSCAROに参戦するTeam Comtoyou Audiに同乗する機会を与えられたのだ。今週末は、FIM EWC第3戦とともに、ダブルヘッダーでWTCR第3戦も行われている。
耐久シリーズに参戦するライダー20人が、ニールス・ラングフェルドとフレデリック・ベルビッシュがドライブするチームComtoyouのアウディRS3 LMSでサーキット走行を楽しんだ。
チーム SRC カワサキ・フランスの3人、デビッド・シェカ、ジェレミー・グアルノーニ、エルワン・ニゴン、ホンダ・エンデューランス・レーシングのランディ・デ・プニ、セバスチャン・ギムバート、今回初めてスロバキアリンクで戦っているヨニー・ヘルナンデスは、アウディのドライバーたちとともに笑顔で写真に収まった。
ライダーたちはいずれも、4輪のグリップやコーナースピードに感嘆。しかし、加速時には自分たちの2輪はよりパワーが一気に出てくると感じたようだ。タイムで比較すれば、速いのは2輪。ウェットとなっている今回のスロバキアでは、EWCのここまでの最速ラップは、マイク・ディ・メグリオ(F.C.C. TSR ホンダ・フランス)の2:07.823。最速のドライバーだったニッキー・キャッツバーグ(BRCヒュンダイ)は2:09.639だった。
FIM EWCのライダーとFIA WTCR / OSCAROのドライバーは、12月中旬にも再び同じコースに集結することになり、2019 WTCRグランドフィナーレと、初開催となるセパン8時間がマレーシアでダブルヘッダーイベントとして開催される。