スロバキアリンク8時間、いよいよ開幕
5月9日に開催されるスロバキアリンク8時間、開幕のフリー走行セッションには32チームがコースに登場する。2018-2019年FIM EWCの第3戦は、熱い戦いが展開しているシーズンの折返し地点となる。
火曜日に行われたプライベートテストではクラッシュが続出(幸い、負傷したライダーはいなかった)、チーム陣は水曜日をかけてバイクのダメージ修復に追われた。9日は、午前中にフリー走行、午後は2回の予選セッションが行われるが、この予選は重要となる。今週末、このスロバキアでは、FIA WTCR / OSCARO と FIM EWC、二輪と四輪のイベントが初めてダブルヘッダーで行われるため、通常とは異なるスケジュールが組まれている。
午前9時には、計32チーム(フォーミュラEWCが18、スーパーストックが14、ライダーは21カ国から参加)がコースに登場する。
強豪の中には、新しいライダーを起用するチームもいる。ブラスチラバ拠点のスロバキアのチーム、マコ・レーシング・チームは、グレゴリー・ルブランにクワえ、アンソニー・ドス・サントスとジュリアン・メイヤーを投入。ル・マンではモータース・イベンツで活躍を見せた英国のジェームス・ウェストモーランドは、今回はチェコのファニー・ガストロ・BMWモトラッド by マーキュリー・レーシングのBWMに、カレル・ハニカ、オンドレイ・イェジェクとともに乗る。スウェーデンのクリストファー・ベルグマンは、ボイチェック・レーシング・チームから参戦。ポーランドのマレク・シュコペック、英国のジノ・リーがチームメイトとなる。
スロバキアリンク8時間は、5月11日土曜日の正午(現地時間)にスタートする。