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セパン8時間終了時点の選手権概況

2019-12-19T11:37:59+01:002019年12月19日|2019-2020, 8 Hours of Sepang 2019|

セパン8時間のウィナー、YART ヤマハとBMW モトラッド・ワールド・エンデューランスチームがマレーシアで大量ポイントを獲得。しかし、2019-2020 FIM EWCのスタンディングスではスズキ・エンデューランス・レーシング・チームが首位を死守している。

オーストリア拠点のYART ヤマハは、ニッコロ・カネパが単独でR1に乗り、見事なパフォーマンスを披露して優勝、初開催のセパン8時間のハイライトとなった。マンディ・カインツ率いるチームは、マレーシアでの勝利により30ポイントを獲得し、2019-2020 FIM EWCのスタンディングスでは9位から4位にジャンプアップを果たした。

BMW モトラッド・ワールド・エンデューランスチームは、デビュー戦となった9月のボルドールから引き続きミスのない走りを続けた。ファクトリー支援を受けるベルギーのチームは、今回もイルヤ・ミハルチク、マルクス・レイテルベルガーがポディウムの3段目に上がり、選手権スタンディングスでは首位のスズキ・エンデューランス・レーシング・チームに15ポイント差の2位に浮上した。

スズキ・エンデューランス・レーシング・チームは選手権リードを死守
スズキのファクトリーチームは、セパン8時間は5位でのフィニッシュ。しかし、2戦を終えて暫定スタンディングスでは首位を守った。Webike SRC カワサキ・フランスも同様に、セパンでのトリッキーなコースコンディションを慎重なアプローチで臨み、6位でフィニッシュした。2018-2019 FIM EWC でタイトルを獲得したチームは貴重なポイントを重ねたが、タイトル防衛のためにはル・マン24時間では優勝を目指さなくてはならない。

今回もトップ10でのフィニッシュを果たした3ART Moto Team 95は、選手権争いでは5位、同じくヤマハに乗るVRD イゴール・ピエール・エクスペリエンスが続いている。このチームはセパンではトップ10圏内も視野に入っていたが、レース終盤でクラッシュを喫している。

ドゥカティは初参戦で上々の結果
FIM EWCで新たにドゥカティの支援を受けることになったチーム ERC エンデューランスは、新マシンでのセパンで上々の内容を収めた。パニガーレV4Rに乗るドイツ拠点のチームは、レースを10位でフィニッシュ。さらに、初めての選手権ポイントも獲得した。

F.C.C. TSR ホンダ・フランスは、セパン8時間で見事な滑り出しを決めた。スターティンググリッドでは3番手につけたチームは、ヤマハ・セパン・レーシングとの接触によるクラッシュを喫した後も首位を維持。しかし、この日本拠点のチームは、レース終盤で再びクラッシュを喫して優勝のチャンスを逃した。2017-2018 FIM EWC を制したチームは、暫定スタンディングスでは首位に54ポイント差の12位につけている。

その他にも、クラッシュで望みが消えたチームがあり、Maco Racing Team は、クラッシュによりポイント圏外の18位でのフィニッシュに終わった。Tati Team Beaujolais Racingも、レース終盤のクラッシュで勢いを失ったが、選手権ポイント1を獲得した。

レース序盤で豪快な2位争いを演じたTecmas BMW GMC とSuzuki JEG Kagayama は、テクニカルトラブルの犠牲となり、BMW Tecmasはエンジントラブル、 Suzuki JEGは見つけにくいヒューズの不具合に見舞われている。Wojcik Racing Teamもメカニカルトラブルに見舞われ、セパンで戦線を離脱した。このポーランドのチームは、シーズン開幕戦のボルドールでの見事なパフォーマンスのおかげで、暫定スタンディングスでは3位に留まっている。

スーパーストックはモト・アインが首位
セパンでは、スーパーストック部門もヤマハ勢が制している。モト・アイン(ヤマハ)が部門2勝目を飾り、FIM耐久ワールドカップでは首位を守っている。さらに、ピエール・シャピー率いるチームは、並み居るファクトリーチームを抑えて、ポディウム目前の順位でのフィニッシュを飾った。モト・アインは、インデペンデントチームスでも、Wojcik Racing Team抑えて首位に浮上している。

モト・アインは、FIM耐久ワールドカップでは、既にBMRT 3D Maxxess Neversに35ポイントのリードを築いている。カワサキに乗るこのチームは、セパンではレース終盤のクラッシュによりポディウムフィニッシュを逃している。BMWに乗るドイツ拠点のGERT56 by GS Yuasaは、セパンではTone RT Syncedge 4413 BMWをかわして2位でフィニッシュ、暫定スタンディングスではトップ3に入ってきた。チーム33コヨーテ・ルイ・モト、No Limits Motor Team、Rac 41も、マレーシアで好走を披露した。

暫定スタンディングス