ド・プニエ選手、「大きな野望」と共にTEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTARからEWC参戦

2023-02-27T09:01:10+01:002023年2月23日|2023|

ランディ・ド・プニエ選手は、FIM世界耐久選手権2023年シーズンでTeam Kawasaki Webike Trickstarのメンバーに選ばれたことを「とても特別なこと」と語り、この機会が彼の「大きな野心」となり、このプロジェクトの成功につながると付け加えた。

Team Kawasaki Webike Trickstarは、ジル・スタフラー氏の指導のもと、世界耐久選手権に参戦し、大きな成功を収めてきたWebike SRC Kawasaki Franceから生まれ変わったチームだ。同氏は2022年シーズンをもって引退し、チームを売却することを決定した。

今年初め、鶴田監督は、日本の株式会社リバークレイン(Webike)と株式会社モトハウスの共同で、スタフラー氏のチームの買収を完了した。

Team Kawasaki Webike Trickstarを率いる鶴田監督は、カワサキモータースジャパンからのこれまで以上のバックアップを受け、SRC Kawasaki Franceが使用してきた世界耐久選手権ではお馴染みのゼッケン#11を引き続き使用する。また、2022年にSRCのライダーとして活躍したランディ・ド・プニエ選手を引き続き起用し、日本人ライダーの渡辺一樹選手、フランスの新鋭ライダー、クリストフ・ポンソン選手を新たにチームに迎え入れた。

ランディ・ド・プニエ選手(42歳)は、「まず初めに、EWCでカワサキと共に再び1年間レースを続ける機会を頂いたことに感謝するとともに、とても光栄に思っている。」と語り始めた。「MotoGPやEWCを通じて、僕とカワサキは長い付き合いだからね。今回もカワサキと一緒に走れることは、僕にとって特別なことなんだよ。」

「RCがEWC参戦計画を終了すると聞いたときは、正直ショックだったんだけど、鶴田監督が新チームを立ち上げ、それを引き継いでくれたことが本当にうれしかったんだ。」

ド・ピュニエ選手は、依然として全盛期と同等の力を見せているものの、チームと共にEWCでさらなる成功を収めるには、十分な時間がないことを彼は認識している。

「自分の年齢からすると、今年のEWCが自分のキャリアの中で最後のチャレンジになるかもしれない。だから、すべてのレースで勝ち、EWCタイトルを獲得したいという気持ちは前より強いんだ。」

「チームは新しくなったけど、鶴田監督はSRCと同じ体制、同じ方向、同じ目標を持ちながら、足りなかったものを補っていこうとしているんだ。それがこのチームの強みなんだ。それに、カワサキ・ヨーロッパとカワサキ・ジャパンの両方から、全面的なサポートが受けられることも、このチームの大きな特徴なんだよ。」

「このチームの競争力をとても強力だし、潜在能力もとても高いのは確かだからね。4月のルマンでのEWC開幕戦が楽しみだよ。」