ナタリー・メレ・チャレンジ・トロフィー第1号は、EWCのポールエース、カレル・ハニカ選手に決定

2022-06-03T17:00:06+02:002022年6月3日|2022|

スパ・フランコルシャン・サーキット(6.985km)で2分18秒845を記録したカレル・ハニカ選手に、ナタリー・メイレ・チャレンジ・トロフィーが授与された。

チェコ人ライダーのカレル選手は、FIM世界耐久選手権のエースとして、予選第2回目のレッドライダーセッションで2m19秒を切るラップタイムを唯一記録した。

オーストリアチームのYART – Yamaha Official Team EWCの一員であるカレル選手に、昨年亡くなった元スパ・フランコルシャン・サーキットマネージャーのナタリー・マイレ氏に毛栄を表し、スパ24時間EWCレースの予選でベストラップを記録したライダーに贈られるナタリー・マイレ・チャレンジ・トロフィーが授与された。

「ミスをしないよう、自分のラインをキープすることに集中したんだ。マシンは絶好調だったよ。」とカレル選手は語る。「さらにコンマ1秒か2秒縮めることもできたかもしれないけど、予選では常に限界に挑戦していることは確かなんだ。そういうときこそ100パーセントの力を発揮して、自分のできる限りのことをすることが大切なんだ。とてもうれしいよ。」

Discovery Sports Events責任者、フランソワ・リベイロ氏は、ナタリー・マイレ・チャレンジについて、次のように述べている。「このトロフィーは、このレース開催に尽力した故ナタリー・マイレ氏の果たした功績を称えるため、創設されました。彼女の構想があったからこそ、最初の話し合いが持たれ、結果的に今日に至っているのです。」

スパ・フランコルシャン・サーキット、マネージングディレクター、アマウリー・ベルトロメ氏は、次のように述べている。「今週末に開催されるスパ24時間EWCレースは、私の前任者であるナタリー・メイレ氏の呼びかけで2016年5月にスタートした活動の集大成と言えます。このトロフィーは、勝利への揺るぎない欲求と、私たちに共通するサーキットへの情熱に突き動かされていた彼女の人柄を、見事に反映していると思います。」