ハンスペッター・ボリガー氏、アンソニー・デルハール・EWCスピリット・トロフィーを受賞

2020-10-01T11:32:23+02:002020年9月29日|12 Hours of Estoril, 2019-2020|

ハンスペッター・ボリガー氏は、38年間の耐久レースへの情熱が評価され、エストリルでアンソニー・デルハール・EWCスピリット・トロフィーを受賞した。2019-2020FIM EWCシーズン最終戦となったエストリル12時間レースは、Bolliger Team Switzerlandの創設者であり、監督でもあったハンスペッター・ボリガー氏にとって、最後のレースとなった。

豊かな金髪の口ひげを蓄えたハンスペッター・ボリガー(通称:ハンプー)氏は、FIM EWCのパドックではおなじみの存在であった。Bolliger Team Switzerlandは、FIM世界耐久選手権の中で最も歴史のあるチームの一つで、もう一つの長い歴史を持つチーム、Suzuki Endurance Racing Teamとほぼ同等な古参である。

ハンスペッター氏にとって初のレースとなった1982年イモラ24時間レースが、彼の耐久レースへの情熱に火をつけた。1990年代以降、プライベートチームであるBolliger Team Switzerlandは、「8」のナンバーを持つカワサキマシンで、ファクトリーチームに真っ向から挑戦し続けてきた。

ハンスペッター氏は、ボランティアを中心としたスタッフ達に支えられ、38年間ボリガーチームを運営し続けてきた。メカニックとしての訓練を受け、キャリアの初期段階では、ライダーとしても経験積んできたハンスペッター氏は、レース中にトラブルが発生した際には、決して手を汚すことを躊躇することなく、解決に勤しんだ。

9月26日(土)に開催されたエストリル12時間レースは、彼にとってBolliger Team Switzerlandを指揮する最後のレースとなった。ハンスペッター氏の息子であるケビン・ボリガー氏が監督に就任したことで、Bolliger Team Switzerlandは、耐久レースでの次のステージに向けて順調に進んでいる。

FIM EWCのプロモーターであるフランソワ・リベイロ氏は、ハンスペッター・ボリガー氏の「競争心」、「全レースでの完走への決意」、「長年にわたる耐久レースへの情熱」を評価し、アンソニー・デルハール・EWCスピリット・トロフィーを授与した。

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アンソニー・デルハール・EWCスピリット・トロフィーは、EWC耐久レースにおいて、ランキングアップへのサポート、バイクの修繕、競技者の手助け、チームまたは個人の偉業の達成など、素晴らしい功績を残したライダーやチームに授与される。特別審査員によって決定され、FIM EWC選手権の開催中に授与されるこの名誉ある賞は、2017年3月、悲劇によりその生涯を閉じた偉大なるライダー、アンソニー・デルハール選手の「競争心」と「人格」を永続的に引き継ぐことを目的としている。