フィリップ選手、ダンロップ・スーパーストック・トロフィーの優勝は「僕の夢」

2022-04-18T04:46:48+02:002022年4月17日|2022|

フィリップ・スタインマイヤー選手は、ダンロップ・スーパーストック・トロフィーを優勝したことで「夢が叶ったよ。」と語った。

Team 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreに所属するオーストリア人ライダー、フィリップ選手は、フランス人ライダーのヒューゴ・クレア選手とバティスト・ギテ選手とライダートリオを組み、FIM世界耐久選手権2022年シーズンの開幕戦、ルマン24時間レースで、スーパーストッククラスを制覇した。

ダンロップ・スーパーストック・トロフィーのポールポジションからスタートしたTeam 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreは、オイルフィルターの破損によるピットストップの遅れを取り戻し、ほぼストック状態のヤマハマシンで総合4位、そして、クラス優勝を果たした。しかし、BMRT 3D Maxxess Nevers、National Motos、No Limits Motor Team、Team 33 Louit April Motoの上位3チームが接戦を繰り広げるという展開になり、このチーム達がカテゴリーの上位を占めた。このレースは、小規模で資金力のないチームによって争われるダンロップ・スーパーストック・トロフィーの究極の宣伝となった。

No Limits Motor Teamは、終盤、National Motosと33Louit April Motoと順位争いで激戦を繰り広げたが、最終的にはこの2チームを抑え、ダンロップスーパーストックトロフィー2位、総合5位でを終了した。次いでPitlane Endurance、Team LH Racing、BMRT 3D Maxxess Neversと続いた。

レース終了後、フィリップ選手はこう語った。「本当にうれしいよ。夢が叶った感じで、チーム全体も本当によく頑張ってくれたと思うよ。ピットインも速かったし、チームメイトもとても速くて、夜に失ったタイムを取り戻すことができた。今までで一番厳しいレースで、本当に大変だったけれど、優勝できて本当にうれしいよ。」