フリー走行はマーキュリー・レーシングがトップタイム

2019-05-09T13:39:21+02:002019年5月9日|2018-2019, 8 Hours of Slovakia Ring 2019|

スロバキアリンク8時間は木曜日の午前にフリー走行が行われ、チェコのファニー・ガストロ BMW モトラッド by マーキュリー・レーシングがトップタイム。チーム SRC カワサキ・フランス、F.C.C. TSR フランスが続いた。

スロバキアリンクでの最初の計測セッションは、雨により混乱。最速タイムは、コースが水浸しになる前のセッション序盤にマークされた。ウェットコンディションでは、チェコのファニー・ガストロ BMW モトラッド by マーキュリー・レーシングのカレル・ハニカが2:04.806をマーク。チェコ出身のハニカは、オンドレイ・ジェチェック、ジェームス・ウェストモーランドとともに#21 BMWに乗る。チームは昨年、既にこのコースでの強さを見せており、ワークスチーム勢に続く6位でのフィニッシュを果たしている。

チーム SRC カワサキ・フランスはこのフリー走行では2:05.120、F.C.C. TSR ホンダ・フランスが2:05.311で続いた。両チームとともに優勝候補に挙げられているホンダ・エンデューランス・レーシングとスズキ・エンデューランス・レーシング・チームは、それぞれ4番手、5番手タイムでフリー走行を終えた。

チームERC-BMW モトラッド・エンデューランスは、ジュリアン・ダ・コスタが豪快なクラッシュを喫したが(ライダーは無事)、6番手。VRDイゴール・ピエール・エクスペリエンスは好ペースを披露し、7番手だった。

スーパーストッククラスでは、GERT56 by GS Yuasaが今回もリードし、モト・アイン、BMRT 3D マッチオ・レーシング、Wocjik Racing Team 2が続いた。

ライダー2名でのレースに挑むチームも
火曜日のプライベートテストではクラッシュが続出したが、この朝も2人のライダーがリタイアを喫している。フリー走行では9番手だった3ART Moto Team 95は、サードライダーのアレックス・プランカッサーネなしでのレースを決断。モーガン・ベルシェとマシュー・ルッシアナは、2人でヤマハ #36で戦う。Team Players も同様のトラブルに直面しており、フランソワ・ノエルとヤン・パスコは、アルノー・デ・キンプの助けなしでレースに挑む。

スロバキアリンク8時間の予選1回目は、この後、午後1時15分、2回目は午後5時20分(いずれも現地時間)から行われる。

スロバキアリンク8時間 フリー走行結果