ブリヂストン、本格的に参戦する
ニ 輪レースのFIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)に於いて、ブリジストンはその存在感をさらに増している。既に日本チームのF.C.C. TSR Hondaと契約しているが、今後ブリジストンはYART Yamaha Official EWC Teamにも供給することになった。
タ イヤ業界に於いて首位を独走する日本企業のブリジストンがFIM EWCに新たなチームと参戦。オーストリアチームのYART Yamaha Official EWC Teamとの契約をブリジストンは正式に発表。FIM EWCのタイトル奪還に向けてMarvin Fritz選手、Broc Parkes選手、Kohta Nozane選手及びMax Neukirchner選手率いるMandy Kainz氏のチーム、そしてF.C.C. TSR Honda のDamian Cudlin選手、Alan Techer選手及びGregg Black選手等は、日本とヨーロッパのブリジストンが培った技術を活かして開発した最先端のタイヤとサポートを得る事になった。
ブリジストンヨーロッパ2輪タイヤ責任者Nico Thuy氏
« ブ リジストンにとって、トップレベルのレースに戻ってくることはとても大切なことだ。タイヤサプライヤーとして最前線に立つことはもちろんだが、開発のプ ラットホームを得るためには絶対に必要なことである。このプロジェクトはブリジストンの会社を挙げて取り組んでいる。我々の日本人エンジニア達がプロトタ イプタイヤの開発に今後は加わる。目標はより良いパフォーマンスを発揮させ、勝つための準備を万全にすることだ。レースという概念はブリジストンのDNA に刻まれている、新たなパートナーチームたちと素晴らしい結果を得ることを心から望む。この参戦は同時にパイロットや世界中のライダー達へのコミットでも ある。耐久レースには根強いフォロワーが
多いためブリジストンが彼らと距離を縮め、レースへの情熱を分け合っていくことが出来るだろう »。
Dunlop、Pirelli そして Bridgestone がFIM EWCに参戦しているオフィシァルサプライヤーとなります。この3大メーカーによる次のレースはフランスのブガッティサーキットにて第40回24時間耐久レースにてご覧いただけます。