プレスリリース
2016年7月18日
今、鈴鹿が熱くなっている
鈴鹿8時間耐久ロードレースまでD-12 ! セカンドテストは高まったプレシャーの中、優勝候補たちがライバル達に一歩も譲らない走りを見せ、幕を閉じた。 2015年の王者、Yamaha Factory Racing Team は既にトップに、それに次いでTeam Kagayama 選手びMusashi RT Harc-Pro となるが、FIM EWC のタイトルに一番近いチームは F.C.C. TSR Hondaとなる。
7月13日及び14日の鈴鹿8耐のテストにて、2015年の王者、Katsuyuki Nakasuga選手は2’06.960 のラップタイムをYamaha Factory Racing TeamのR1で叩き出し全体に強いインパクトを残していった。前シーズン、パートナーであるPol Espargaro選手が見事にポールポジションを勝ち取った時のタイムと1秒以下の僅差のタイムを出したということもあり、Yamaha Factory Racing Teamは鈴鹿で他チームに強く警戒されるであろう。Katsuyuki Nakasuga選手とPol Espargaro選手の今年のもう一人のパートナーはAlex Lowes選手となる。トップスリーの常連、Yukio Kagayama選手、Ryuichi Kiyonari選手及びNaomichi Uramoto選手率いる Team Kagayama (Suzuki)のベストラップタイムはRyuichi Kiyonari選手による2’08.377となった。それに次いで、Takumi Takahashi選手、Michael van der Mark選手及びNicky Hayden選手率いるMusashi RT Harc-Proが2’08.519となる。 Yoshimura Suzuki Shell Advance はラップタイム 2’08.554 でいいペースを保っており、このままTakuya Tsuda選手、Joshua Brookes選手及び Noriyuki Haga選手を率いるチームで優勝を狙ってくるだろう。
F.C.C. TSR Hondaの猛攻
日本チームの中では最も国際的な環境のF.C.C. TSR Honda、FIM EWCチャンピオンシップの現在の順位は4位で、今最も2016年度のタイトルに近いチームとなる。Kazuma Watanabe選手、Patrick Jacobsen選手及びDominique Aegerter選手を率いるこのチームのベストラップタイムは2’08.720となり、それに次いで、Akira Yanagawa選手、Kasuki Watanabe選手及びLeon Haslam選手率いる、Kawasaki公式Team Green のベストラップタイムが2’08.724となる。今回の鈴鹿でのテストにて、それぞれ 2’11.104 及び 2’11.221 のベストラップタイムで終えた、GMT94 Yamaha 及び Suzuki Endurance Racing Teamの僅差でのバトルも注目していきたい。GMT94 YamahaはDavid Checa選手、Niccolò Canepa選手及びLucas Mahias選手を率いてレースに臨む予定である、そしてSERTのライダーはVincent Philippe選手、Anthony Delhalle選手及びEtienne Masson選手となる。
FIM EWC 11チームがグリッドに
第39回鈴鹿8時間耐久ロードレースにて、FIM EWCチャンピオンシップに参加するその他8チームの中でも最も注目されているのは、今季ル・マン及びポルティマォンにて輝かしい結果を残し現在トップの Team April Moto Motors Eventsである。その他にも、Suzuki #50のライダー、Gregg Black選手、Grégroy Fastré選手及びAlex Cudlin選手はトップグループの中に残るというノルマが課せられている。SRC Kawasaki は、ポルティマォンでのリタイアによるロスを取り戻るさなればならないが、Fabien Foret選手が静脈炎によって欠場となる為、現在Superstock 1000 FIM Cupにて7位の、Jérémy Guarnoni選手が代わりにGrégory Leblanc選手及びMatthieu Lagrive選手のパートナーとなる。
その他にも、現順位のトップ15位内のチームの中で見逃せないのは、Julien da Costa選手、Sébastien Gimbert選手及びFreddy Foray選手率いるHonda Endurance Racing、Broc Parkes選手、Takuya Fujita選手及びKohta Nozane選手率いるYART Yamaha Official EWC Team、Aaron Morris選手、Aiden Wagner選手及びSébastien Suchet選手率いるTeam R2CL、そして、Horst Saiger選手、Michael Savary選手及びGianluca Vizziello選手率いるKawasaki の Team Bolliger Switzerlandのパフォーマンスである。 Flembbo Leader Team及びMotobox Kremer Racingも鈴鹿8耐に参戦の予定です。
第39回鈴鹿8時間耐久ロードレースのファーストオフィシャルテストは7月28日(木)に開催予定。