ボルドールに登場する顔ぶれは
9月21−22日、キャステレで開催されるボルドールは、2019-2020 FIM-EWCの開幕戦となる。合計59チームがポール・リカール・サーキットに参戦してくると見られており、中には選手権上位を真剣に目指す新しいコンテンダーも含まれている
新しいシーズンに、新しいプレイヤー。2019-2020年のFIM世界耐久選手権 は、9月のキャステレで新しい顔ぶれを迎えることになりそうだ。先日、2018-2019年のFIM EWCチャンピオンとなったチーム SRC カワサキ・フランスも登場。さらに、その前年に世界タイトルを獲得したF.C.C. TSR ホンダ・フランス、15回に渡って世界王者に輝いたスズキ・エンデューランス・レーシング・チーム、YART ヤマハ、ホンダ・エンデューランス・レーシングの他、Wepol Racing、ボリガー・チーム・スイス、VRD イゴール・ピエール・エクスペリエンスといったフォーミュラEWCクラスでのデビューシーズンを堂々と戦い抜いてきた強豪プライベーターも参戦してくる。
初参戦のチームも、ここ数シーズンを戦ってきたヘビー級のチームとの戦いに乗り出す。ベルギーのワーナー・デーメン率いる新たなBMW モトラッド・ワールドエンデューランスチームは、新しいS1000 RRで9月にスポットライトを浴びる注目のチームの1つだ。
ボルドールまでにタイプ承認を得ると見られている新型ドゥカティ・パニガーレV4も、サーキットへの初登場を果たす。乗るのはドイツからエントリーするHRT 100 Hertrampf Racingだ。
1994年と1997年に世界耐久選手権でシリーズ2位に入っているジャン−エリック・ゴメス率いるTeam JEG-Kagayamと、24時間バルセロナシリーズのトップチーム、カワサキ・カターラ、このスペインの2チームも、注目に値する。