ボルドール4時間経過:EWCトップチームが次々と犠牲に
FIM世界耐久選手権タイトルの行方を決定するための戦いは、序盤にディフェンディング・チャンピオンであるYoshimura SERT Motulがマシントラブルでストップするという波乱があった。
渡辺 一樹選手が最初のスティントを開始したばかりの34周目、ミストラルストレートエンドでトラブルが発生。そのままコースオフし、スズキマシン #1を修理のためピットに戻した。
Yoshimura SERT Motulは、YART – Official Team EWCに22ポイントの差をつけてボルドール24時間レースをスタートしたが、このトラブルによりノンスコアでタイトルへの望みが絶たれることになった。
17時前にもドラマがあった。BMW Motorrad World Endurance Teamのジェレミー・ガルノニ選手がエンジントラブルでピットインしたのだ。
F.C.C. TSR Honda Franceは、この4時間の間に2回の予定外のピットストップを行い、YARTの望みも18時22分に絶たれた。
Webike SRC Kawasaki Franceにも、4時間経過直前にフロリアン・マリノ選手がコース上でストップし、マシンをピットに戻して修理を行うというトラブルが発生した。