マイク・ディ・メリオ、EWC優勝を逃し、リベンジに燃える
F.C.C. TSR Honda Franceのライダー、マイク・ディ・メリオ選手は、先週末に開催されたFIM世界耐久選手権の開幕戦、ルマン24時間レースで優勝を逃し、そのリベンジに燃えている。
F.C.C. TSR Honda Franceは、ジョシュ・フック選手、ジノ・レイ選手、マイク・ディ・メリオ選手を擁し、8時間後にトップに立ったが、ギアセレクターとサイレンサー交換のためにピットストップを行い、その挑戦はこの時点で破れてしまった。
さらにライドスルーペナルティを受けたことにより、さらに遅れが生じ、日曜日の朝には新人のジノ選手が転倒したが、ホンダ CBR1000RR-Rをすぐさまピットに戻し、素早い修復をみせた。
しかし、この遅れが響き、F.C.C. TSR Honda Franceは、一時表彰台から外れたが、その後すぐに3位まで復帰。
レース後、フランス人ライダーのマイク選手はこう語った。「今シーズンにある3つの24時間レースでは、獲得できるポイントが多いからね。今後のチャンピオンシップの事を考えると、今回の結果は十分良かったと思うよ。もちろん、優勝は手の届くところにあったから、少し残念な気持ちもあるのも確かだね。自分たちの実力は十分に発揮できたとおもう。マシンには十分に競争力もあるし、チームメイトも、チームも給油の際に素晴らしい仕事をしてくれた。リベンジするために、次のレースが待ち遠しいよ。」
オーストラリア人ライダーのジョシュ選手はこう付け加えた。「ハードなレースだったよ。ヤマハとスズキはとても速いペースだったからね。僕たちもおそらく勝てるだけのペースを持っていたけど、いくつかのトラブルで少し遅れてしまった。でも、チャンピオンシップのために貴重なポイントを獲得できたから、この結果には満足しているんだよ。」
F.C.C. TSR Honda Franceは、現在、EWCチームランキングで、首位のYoshimura SERT Motulから14ポイント差の3位につけている。