マチュー・ギネス選手、VRD Igol Pierret ExperiencesからEWCに参戦
マチュー・ギネス選手がVRD Igol Pierret ExperiencesからEWCに参加することになった。VRD Igol Pierret Experiencesは、SERTと契約を結んでチームを去ることとなったザビエル・シメオン選手の後任として、2014年FIM EWCチャンピオンの経験を持つフランス人ライダーを採用した。
ベルギー人ライダー、ザビエル選手がSERTとの契約を発表し、チームを去った後、VRD Igol Pierret Experiencesはフロリアン・アルト選手とフロリアン・マリノ選手と共に戦うライダーを見つけなければならなかった。
ヤマハ・ヨーロッパから公式にサポートを受けているこのフランスのチームは、2016-2017年FIMスーパーストック耐久選手権で優勝した経験を持つ。また、昨シーズンからEWCクラスへステップアップし、2019年のボルドール24時間では5位でゴールし、次は表彰台獲得を目標としている。
2019年のフランススーパーバイクチャンピオンであり、2015年にドイツのIDM スーパーストック 1000チャンピオンに輝いた経験を持つマチュー選手は、2011年のFIM世界耐久選手権での優勝と2014 FIM EWCの年間チャンピオンを手にしたこともある百戦錬磨の耐久ライダーでもある。
「VRDは急速に進歩している。彼らは真面目で、統率されたすばらしいチームだ。」とマチュー選手は語る。
素晴らしいチームに参加できる喜び
「『24時間レースでの優勝』という自分の願望と、いろいろなチームでのレースで得た経験をチームに伝えたいと思っているが、非常にまとまりのあるこのチームワークから、私は学ぶ立場でもある。真の耐久レーススピリットを持ち、『本当に勝ちたい』と願っているチームに再び参加することができて、私は本当にハッピーなんだ。」
マチュー選手のキャリアは、VRD Igol Pierret Experiencesのチームマネージャー、ヤニック・ルコットの期待と一致している。「マチュー選手には素晴らしい実績と経験があって、何より『勝ちたい』というハングリーな信念を持っているライダーだね。彼はこれからの成長が楽しみなチームに参加したと思うよ。ザビエル選手の移籍には驚いたけど、彼がSERTからのオファーを喜ぶのは当然のことだと思うし、我々は彼の成長に力添えできたことを誇りに思うよ。」