注目の的はマーキュリー・レーシング
ファニー・ガストロ BMW モトラッド by マーキュリー・レーシングは、今回もスロバキアリンク8時間に必勝態勢で臨んでいることを見せ付けた。このチェコ拠点のチームは、ウォームアップでワークス勢を抑えての最速ラップをマークしてセッションを終えた。
土曜日午前にウォームアップが行われたスロバキアリンクには日差しが戻り、ライダーたちは前戦で見せたパフォーマンスと同等の走りを披露することができた。
昨年はF.C.C. TSR ホンダ・フランスのフレディ・フォレイがレースラップでの最速タイム、2:04.185をマークしたが、この日朝のウォームアップでの最速ラップは、ファニー・ガストロ BMW モトラッド by マーキュリー・レーシングのカレル・ハニカがマークした2:04.338だった。モト3、モト2で経験を積んだチェコのハニカは、オンドレイ・ジェゼック、ジェームス・ウェストモーランドとともに参戦する。チェコのブルノをベースとするマーキュリー・レーシングにとって、スロバキアリンクはホームグラウンド同然。レースはグリッド6番手からスタートする。
ウォームアップのセカンドベストは、ポールポジションからスタートするYART ヤマハ。ポールシッターとなったことで既にボーナスポイント5を獲得しており、2:04.564 のタイムは、F.C.C. TSR ホンダ・フランス(グリッド2番手からスタート)、ホンダ・エンデューランス・レーシング、Wojcik Racing Teamを先行した。チーム 33 コヨーテ・ルイ・モトは6番手で、今回もスーパーストック部門トップ。ジュニアチーム・ル・マン・スッド・スズキ、 GERT56 by GS Yuasa、No Limits Motor Teamが続いた。
スターティンググリッドには、FIA WTCR / OSCARO のドライバーが、FIM EWCを激励に訪れ、初の試みとなる4輪と2輪のダブルヘッダーイベントの開催をともに祝う予定。今回ならではのスタートの模様は、シリーズの公式Facebookページで、中央ヨーロッパ時間の午前11時から中継される。スロバキアリンク8時間は、正午にスタートを迎える。
2019年のスロバキア8時間の模様を一瞬でも見逃さないために、シリーズ公式サイト fimewc.com、公式Facebookページ、Twitter、インスタグラム、You Tube、ライブタイミング、スマートフォンのアプリFIM EWCでも情報が取得できる。