マービン・フリッツ選手、YARTが事前テストで非公式ラップレコードを記録し、「ボルドール優勝が目標」と語る

2022-09-15T03:39:52+02:002022年9月14日|2022|

マービン・フリッツ選手は、2022年9月17日(土)の午後にスタートを切るFIM世界耐久選手権2022年シーズンチャンピオン決定戦、ボルドール24時間レース第100回記念大会に参戦する。

マービン選手とチームメイトのニコロ・カネパ選手、カレル・ハニカ選手は、YART – Yamaha Official Team EWCのヤマハ YZF-R1で常に快走しながらも、今季EWCでは未だに未勝利のままだ。

先月行われたポール・リカール・サーキットでの2日間の事前走行テストでは、非公式ながらも、YARTが1分51秒921を記録し、2021年ボルドール24時間レースのポールポジションを獲得したザビエル・シメオン選手の記録1分52秒374を大きく上回り、このライダートリオは好調をキープしたままレースに挑む。

テスト終了後、ドイツ人ライダーのマービン・フリッツ選手は我々にこう語った。
「2日間のテストでは、ジオメトリーやサスペンションなどマシンの改良が大きく進んだんだ。ブリヂストンタイヤの性能がとてもいいんだよ。予選用ではなくて、決勝用タイヤでラップレコードを更新できたのには驚いたよ。完璧なセッティングを見つけられたと思うたから、モチベーションがさらに上がったね。まだまだやることはあるけど、レースでは優勝を狙っていくよ。チーム全体が100パーセントの力で取り組んでいるから、本番が待ち遠しいんだ。