モト・アインがワールドカップに向けて絶好の態勢

2019-06-09T18:43:13+02:002019年6月9日|2018-2019, 8 Hours of Oschersleben 2019|

フィニッシュまで3時間という時点で7番手につけているモト・アインは、タイトルを争うライバルがポイント圏外にいる中で、FIM耐久ワールドカップに向けて絶好の位置につけている。

オッシャースレーベンで注目を集めるスーパーストック部門。このドイツのレースがシーズンのファイナルとなる。選手権リーダーとして迎えたGERT56 by GS Yuasaは、燃料切れにより優勝の臨みは消えてしまったが、挽回を始めている。

同じく優勝候補のジュニアチーム LMS スズキは大差をつけてスーパーストック部門のトップにつけていたが、テクニカルトラブルを抱えた後にクラッシュを喫して20番手以降にまで後退。ポイント圏外となっている。

一方、モト・アインはここまでベストのパフォーマンスを披露。#96 ヤマハに乗るロベルト・ロルフォ、ロビン・ミュルハウザー、ステファン・ヒルが、トップ10圏内に入っている。

フィニッシュまで3時間という時点で、モト・アインは7番手と、このドイツで2018-2019 FIM耐久ワールドカップを獲得可能な位置につけている。

Team 18 Sapeurs Pompiersも、スーパーストック部門でスタートから危なげのないレースを見せている。レース5時間を経過した時点で9番手につけており、Wojcik Racing Team 2、BMRT 3D マッチオ・レーシングを先行。同じくタイトルを争うコンテンダーは、オッシャースレーベン8時間でモト・アインを下さなくてはならない。

午後9時の段階でこのスリリングな戦いの結末がどうなるのか、注目が集まる。

オッシャースレーベン8時間−順位(5時間経過時点)