モト・アインがワールドカップに向けて絶好の態勢
フィニッシュまで3時間という時点で7番手につけているモト・アインは、タイトルを争うライバルがポイント圏外にいる中で、FIM耐久ワールドカップに向けて絶好の位置につけている。
オッシャースレーベンで注目を集めるスーパーストック部門。このドイツのレースがシーズンのファイナルとなる。選手権リーダーとして迎えたGERT56 by GS Yuasaは、燃料切れにより優勝の臨みは消えてしまったが、挽回を始めている。
同じく優勝候補のジュニアチーム LMS スズキは大差をつけてスーパーストック部門のトップにつけていたが、テクニカルトラブルを抱えた後にクラッシュを喫して20番手以降にまで後退。ポイント圏外となっている。
一方、モト・アインはここまでベストのパフォーマンスを披露。#96 ヤマハに乗るロベルト・ロルフォ、ロビン・ミュルハウザー、ステファン・ヒルが、トップ10圏内に入っている。
フィニッシュまで3時間という時点で、モト・アインは7番手と、このドイツで2018-2019 FIM耐久ワールドカップを獲得可能な位置につけている。
Team 18 Sapeurs Pompiersも、スーパーストック部門でスタートから危なげのないレースを見せている。レース5時間を経過した時点で9番手につけており、Wojcik Racing Team 2、BMRT 3D マッチオ・レーシングを先行。同じくタイトルを争うコンテンダーは、オッシャースレーベン8時間でモト・アインを下さなくてはならない。
午後9時の段階でこのスリリングな戦いの結末がどうなるのか、注目が集まる。