ヤマハ・セパン・レーシング、母国戦で好調維持
セパン8時間、2回目の予選セッションを終えて、ヤマハ・セパン・レーシングがF.C.C. TSR ホンダ・フランス、YART ヤマハを抑えて首位を堅守した。このマレーシアのチームは、この日夜に行われるトップ10トライアルで、ポールポジション死守に挑む。
参加者がペースを上げてきた一方で、フランコ・モルデビリにはマイナーオフがあった中で、ヤマハ・セパン・レーシングは予選で首位を守り切った。チームは、セパン・インターナショナルサーキットで疾走を披露、F.C.C. TSR ホンダ・フランス、YART ヤマハ、BMWモトラッド・ワールド・エンデューランスチームよりも上でフィニッシュした。VRD イゴール・ピエール・エクスペリエンスは、現チャンピオンのWebike SRC カワサキ・フランスを抑えての5番手につけた。
チーム ERC エンデューランスは、ドゥカティ・コルセがサポートするドゥカティ・パニガーレV4Rでの初参戦で見事、7番手を獲得。気合いを見せるWojcik Racing Team は8番手につけ、Honda Asia Dream Racing with Showa、BMW Sepang Racingが続いた。
この10チームから、それぞれ予選で最速タイムをマークした最速ライダーが、午後7時15分、トップ10トライアルに挑む。このスーパーポール式のセッションは、各ライダーが1ラップずつ走行。スターティンググリッドの先頭から10番手までの順番が、トップ10トライアルのラップタイムを基準に再配分される。
予選11番手のスズキ・エンデューランス・レーシング・チームは、トップ10トライアルには参加しない。スーパーストックチームの上位2チームは、12番手、13番手でバトルを展開している。この日の午後は、日本のTone RT Syncedge 4413 BMW がモト・アインをコンマ2秒以下差で先行している。
トップ10トライアルの模様はFIM EWC Facebook Liveでチェック