ヤマハ・ファクトリーが暫定ポール
鈴鹿8耐では過去4年間、連覇を続けているヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームが、優勝候補に名乗りを挙げた。この日本のチームは予選1回目のセッションで、カワサキ・レーシング・チーム、レッドブル・ホンダを先行してトップに立った。
ライダーたちのベストラップの平均タイムにより、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームは、鈴鹿8耐の暫定ポールに立った。この日のベストラップは、アレックス・ロウズ、マイケル・バン・デル・マークとともに#21ヤマハに乗る中須賀克行がマークした2:05.922だった。
カワサキ・レーシング・チームは、ジョナサン・レイ、レオン・ハスラム、トプラック・ラズガリョグル、3人のライダーたちが安定のパフォーマンスを披露。2:06.495から2:06.963のタイムで、 暫定グリッドの2番手に陣取った。
レッドブル・ホンダ(高橋巧、清成龍一、ステアファン・ブラドル)は3番手、Musashi RT Harc-Pro HondaとヨシムラスズキMOTULレーシングが続いた。現チャンピオンのF.C.C. TSR ホンダ・フランスは6番手につけ、2018−2019年 FIM EWCで最大ポイントを獲得をさらに目指していく。スターティンググリッドの上位5チームには、ボーナスポイント(5〜1ポイント)が与えられる。
最終的なグリッドポジションは、土曜日のトップ10トライアル、予選の上位10チームによるスーパーポールで決められる。
最初のタイムアタックセッションによる暫定グリッドでは、YART ヤマハが7番手。特にニッコロ・カネパ(2:06.672)が活躍し、チームメイトのブロック・パークス。マービン・フリッツとともに奮闘した。
13番手には、VRD イゴール・ピエール・エクスペリエンスが鈴鹿初参戦組では最上位の活躍。フローリアン・アルト、フローリアン・マリノ、ザビエル・シメオンは、2018−2019世界タイトルを目指すFIM EWCの2チームを先行した。スズキ・エンデューランス・レーシング・チームとチーム SRC カワサキ・フランスは、それぞれ15番手、16番手。ホンダ・エンデューランス・レーシングは、グリッドの22番手につけた。
予選2回目は、鈴鹿でこの日の午後に行われる。