ランディ・ド・プニエ選手、「EWCはレース結果がすべてではない」
ランディ・ド・プニエ選手は、”コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会で15位となったWebike SRC Kawasaki Franceの結果は、チームの予想を下回るものだったと語ったが、来月開催されるボルドール24時間レースでの好成績への期待は高まったと付け加えた。
8月7日、日本で開催されたFIM世界耐久選手権2022年シーズン第3戦で、ランディ選手は好調な滑り出しを見せた。しかし、アクシデントにより、彼とチームメイトのフランス人ライダー、フロリアン・マリノ選手、エティエンヌ・マッソン選手の上位入賞という目標には届かなかった。
「15位という結果は想像していなかっただけに、少し残念だね。練習やスタートではうまくいって、6位まで順位を上がっていたからね。セーフティカーが入ったあともいい感じだったんだ」とランディ選手は語った。突然、フロントタイヤに負担が掛かり始めて、10番手か11番手まで順位を落としてしまったんだ。なんとかこのポジションでスティントを終えようとしたんだけど、フロントを滑らせてしまって、5周もロスしてしまった。その後はペースも良く、7位から10位でフィニッシュできるペースだったんだけどね。この転倒が大きく響いたね。」
ランディ選手は、良い結果が残せなかったものの、Webike SRC Kawasaki Franceの鈴鹿参戦はポジティブなものだったとも語った。
「ヨーロッパのEWCトップチームと非常に近いタイムで走ることができたからね。この1週間で改善できたことは多かったし、かなり満足しているよ。このことは次のボルドール24時間レースに向けてとって良いことなんだよ。」と41歳になるランディ選手は語った。「次のレースでは優勝するために戦えると確信しているんだ。今週(鈴鹿)は大変だったけど、あそこに行ってマシンを改善できたことは本当に重要だったんだ。でも、今一番に思っていることは、レースではなくて、ジノ(・レイ)のことなんだ。きっと彼は回復すると僕たちは信じているよ。」