News

ルマン24時間レース、開催に向けて加速

2020-07-13T09:00:14+02:002020年7月10日|2019-2020, 24 Heures Motos 2020|

第43回ルマン24時間レースの活動が再開し、エントリーリストが発表された。2020年8月29日、30日に無観客開催となるレースでは、予定よりも参加台数は少なくなったものの、43チームがしのぎを削り合う。

新型コロナウィルスによる世界的な健康危機のために、2020年8月29日(土)に延期されていた第43回ルマン24時間レースが再び動き始めた。8月26日(水)、レースに向け、43チームがブガッティ・サーキットに集い、練習走行を行う予定だ。

参加台数は少なくなってしまったものの、トップチームは、新しいライダーラインナップや新しいマシン、機材の導入を行い、さらなるエキサイティングなレース展開が期待できる。

暫定チームランキングトップのSuzuki Endurance Racing Teamでは、ベルギー人ライダー、ザビエル・シメオン選手が新たに起用され、グレッグ・ブラック選手とエティエヌ・マッソン選手と初のトリオを結成する。

BMW Motorrad World Enduranceは、参戦初年度でありながら、現在、ランキングで2位に立っており、ケニー・フォレイ選手、イルヤ・ミハルチク選手、マーカス・ライターバーガー選手というインパクトのあるライダーラインナップを用意している。

ボルドールで注目を集めたWójcik Racing Teamは、ジノ・レイ選手とアクセル・モーリン選手のラインナップに、オーストラリア人ライダーのロック・パークス選手をヤマハ「77」のシートに迎え、より鉄壁なチーム体制を築いた。

セパン8耐での優勝によりランキング4位に浮上したYART Yamahaは、マービン・フリッツ選手、ニッコロ・カネパ選手、カレル・ハニカ選手のトリオで戦いに挑む。

ディフェンディングチャンピオンのWebike SRC Kawasaki France Trickstarは、現在、順位を落としているものの、ジェレミー・ガルノニ選手、エルワン・ニゴン選手、デビッド・チェカ選手のライダートリオと、そして新たに、タイヤサプライヤーのミシュランからの全面的な協力を得て、ビハインドを取り戻そうとしている。

2017-2018年FIM EWCチャンピオンタイトルを獲得したF.C.C. TSR Honda Franceは、ニューモデルのCBR1000RR-Rを得て、ジョシュ・フック選手、フレディ・フォーレイ選手、マイク・ディ・メリオ選手のライダートリオとともに、トップ5に入ることを目標に掲げている。

一方、Team ERC Enduranceでは、ランディ・ド・プニエ選手が、再び、ルイ・ロッシ選手とジュリアン・ダ・コスタ選手とトリオを結成し、ミシュランタイヤを履くファクトリーマシン、ドゥカティ・パニガーレV4 Rのシートに座ることが決定している。

スーパーストッククラスにおいても、昨シーズンのFIM耐久ワールドカップでチャンピオンに輝き、ボルドールとセパン8耐で連覇を達成したMoto Ainもブガッティサーキットに登場する。

Eurosport Events担当責任者、フランソワ・リベイロ氏のコメント
我々は、ルマン24時間レースの興奮をそのまま、テレビの視聴者にお届けすることを約束します。Eurosport EventsとACOは、ブガッティ・サーキットで行われるルマン24時間レースが無観客で開催されるにもかかわらず、サーキット場の中心にいるかの様な臨場感を我々のファンにお届けするということに全面的に協力してくれました。フル参戦チームのほとんどは、新型コロナウィルスによる危機を乗り越えてきました。しかし、今回のロックダウンは、プライベートチームをサポートするスポンサーやディーラーの財政を圧迫し、さらに、無観客で行われるルマン24時間レースは、それらのチームが、スポンサーとのパートナーシップを継続することを困難にさせているのも事実です。フル参戦チームのうち、4チームはルマン24時間レースに参加できませんが、そのうちの2チームは、将来、一般公開の制限が部分的に解除される可能性があるボルドールで復帰する予定です。

Automobile Club de l’Ouest会長、ピエール・フィヨン氏のコメント
今回の新型コロナウィルスによる危機は、我々の参加チームに大きなダメージを与え、シーズンの予算にも影響を与えています。無観客開催となった今年の第43回ルマン24時間レースではありますが、レースでは一流の選手が揃っていますので、それとは関係なく、エキサイティングなレース展開になることを期待しています。また、その模様を多くのファンに届けるためのすべての準備が整っています。

FIM会長、ホルヘ・ビガス氏のコメント
FIMを代表して、無観客開催にもかかわらず、ルマン24時間レースが真のエンターテインメントになるよう努力してくれているACOとEurosport Eventsに感謝するとともに、すべてのファンに、ショーとして、質の高いレースをお届けし、また、この歴史的なイベントがこれまで以上の強い情熱と一緒に2021年に戻ってくることをお約束します。