ロレンツォ選手、負傷したルイ選手に代わってERC ENDURANCE-DUCATIに加入

2021-09-10T04:52:07+02:002021年9月6日|2021, Bol d'Or 2021|

ルイ・ロッシ選手は、ル・カステレで行われたボルドール24時間レースの合同テスト中に負傷し、FIM EWC2021年シーズンの残りのレースに参加できなくなってしまった。そのため、イタリア人ライダーのロレンツォ・ザネッティ選手が、ルイ選手の代役としてERC Endurance-Ducatiのドゥカティ パニガーレV4 Rのシートに座ることとなった。

ロレンツォ選手は、ボルドール24時間レースとチェコで開催される2021年FIM世界耐久選手権の最終戦、モスト8時間レースで、ドゥカティファクトリーチームのパニガーレV4 Rに搭乗する。

ルイ選手は、先週に行われたボルドール24時間レースのプライベート合同テストでの転倒により、残りシーズンのレースへの参戦を断念せざるをえなくなった。Eurosport Eventsスタッフ一同は、彼の一日も早い回復を祈っている。

ロレンツォ選手は、パニガーレを熟知している。なぜならば、彼はスーパーバイクと耐久レースでV4 Rの開発に携わってきたからだ。2000年代初め、彼はイタリアのCIV120選手権でデビューし、その後、世界選手権GP125に参戦した。そして、スーパースポーツ世界選手権で活躍した後(2015年シーズンでは3位を獲得)、CIVスーパーバイク選手権に戻り、パニガーレの開発に関わった。イタリア選手権では2018年と2019年に3位を獲得し、2021年のVICスーパーバイク暫定ランキングでは現在2位につけている。

ザネッティ選手は、一度だけ耐久レースを経験している。2014年にF.C.C. TSRのホンダマシンに乗り、秋吉耕佑選手、ジョナサン・レイ選手と組んで鈴鹿8時間レースに参戦した。