戦いは始まった!
公式テストが始まるのは明日(金曜日)からだが、2018年鈴鹿8時間に向けてライダーたちは既にペースを上げ始めている。今日行われた特別スポーツ走行では、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム、Kawasaki Team Green、チームHRCがトップパフォーマンスを披露した。
ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームとKawasaki Team Greenが、早くも競り合いを見せ始めた。第41回鈴鹿8時間に参戦する全チームのために予定された特別スポーツ走行で、この2チームは接戦を展開。#21ヤマハは2:07.213、#11カワサキは2:07.227と、2つのファクトリーチームがこの日のテストセッションでのトップタイムを分け合った。
チームHRCは2:08.155でサードベストタイム。MuSASHi RT HARC-PRO Honda (2:08.379)、Teluru MotoUp RT (2:08.515)のホンダ勢2チームと、ヨシムラスズキMOTULレーシング(2:08.559)が後に続いた。これらのチームのベストタイムは非常に僅差となっていることから、レースもかなりの激戦となると見られる。
現在、FIM EWCのスタンディングスで首位に立っているF.C.C. TSRホンダ・フランスは、2:09.115の7番手でこのセッションを終えた。シーズンフル参戦登録組では、YARTヤマハが9番手 (2:09.152) 、GMT94ヤマハは15番手 (2:10.181)だった。
明日、この鈴鹿では午前中にフリープラクティスが行われた後、同日予選セッションを実施。土曜日は、予選上位10チームによるトップ10トライアル‐スーパーポールが行われる。