日本チームとブリヂストンのスクープ、フランスのル・マンで初めての勝利

2018-04-23T11:21:43+02:002018年4月23日|2017-2018, 24 Heures Motos 2018|

F.C.C. TSRホンダフランスは24時間耐久レースの歴史の中で初勝利した。日本のレーシングチームはル・マンの表彰台の一番上に上がるのが、初めて。イギリスのホンダ・エンデューランス・レーシングとドイツのペンツ13のWepolレーシングの前に着いた。

41回のル・マン24時間耐久レースは様々な理由で歴史的に記憶に残るレースになる。

一番の理由は日本のレーシングチームの勝利。F.C.C. TSRホンダフランスは三回も鈴鹿8時間耐久レースの優勝者であって、今年は日本のチームとして、ル・マンで初めての勝利を持って帰った。その結果、ブリヂストン製造業者のタイヤもル・マンでの初勝利で、2017年・2018年のFIM世界耐久選手権の仮ランキングのトップに上がった。

F.C.C.TSRホンダフランスは2016年に表彰台まで上がることができましたが、今年はフレディ・フォーレイ、アラン・テシェ、ジョシュ・フック組のワークチームでホンダがやっと、ル・マンでの勝利を取った。最後に取ったのは2006年。

三つの国で三つの製造業者
CBR1000RRをベースにしたチームはもう一つ、表彰台に登った。イギリスのホンダ・エンデユーランスレーシング。グレゴリールブラン、セバスティアン・ジンバート、エルワン・ニゴン組が故障のため、38位まで落ちていましたが、素晴らしい登りができた。

ドイツもペンツ13のWepolレーシングのおかげで、表彰台に登った。BMWチームはマイケル・ラヴェルティ、クリスチャン・アイドン、ダニエル・ウェッブのチームで、見事なレースを走った。ペンツ13のWepolレーシングは、去年の9月のボル・ドールで2位になった。三つの国で三つの製造業者が表彰台に上がったことになる。勝利順にブリヂストン、ダンロップ、ピレッリ。レースの歴史の中では初めて。

スイスは表彰台を逃した。カワサキ、ボリンゲルチーム(ローマン・スタム、ロビン・ムルハウザー、セバスチアン・スエット組)は4位。

5位はSRCカワサキチーム。一番最初は、首位だったが、ラジエーターの問題での事故でビリになってしまった。それでも、ランディ・ド・プニエ、マチュー・ギネ、ジェレミー・グアノニ組のチームが諦めずに頑張って、トップ5に入った。その競争心のおかげで、アンソニー・デラールEWCスピリットトロフィーをゲットした。

スーパーストッククラストリオがトップ8に
3ART Motoチーム95(ヤマハ/アレックス・プランサグナン、マティエ・ルイッサン、ぺペイン・ベイシュテルボシュ組)はぎりぎり6位になった。その次に、7位のMoto Ain(ロベルト・ロルフォ、アレックス・マスボー、クリスチャン・バーグマン組)と8位のヒューゴ・クレレ、アレックス・サラベローのジュニャーチーム、RMS スズキ(このチームがボル・ドールのスーパーストッククラスにも入ってた)。

2018年のル・マン24時間耐久レースはたくさんの失望の日でもあった。いくつかのチームがその大変な思いをした。YARTヤマハは事故のせいでレースをやめることになった。BMW-NRT48は電子トラブルにあった。Tecmas BMWはエンジントラブルで走りが中止に。スズキエンデユーランスレーシングチームはブレーキの問題で24位まで下がった。GMT94ヤマハは843ラップの中で557ラップも首位だったのに、二つの事故のせいで10位で終わった(Mercuryレーシングのすぐ次に)。

41回のル・マン24時間耐久レースには7万6千人もの観客がいた。

FIM世界耐久選手権次のカレンダーでは次のレースが5月12日のスロバキアリングの8時間耐久レース。