日本戦のEWCダンロップ・インデペンデントトロフィーはTeam Frontierが受賞
鈴鹿8時間のEWCダンロップ・インデペンデントトロフィーは、20位でフィニッシュしたTeam Frontierが受賞した。Wójcik Racing Teamや、同じく日本勢の山科カワサキを抑えてのフィニッシュを飾った。
鈴鹿ではグリッド40番手からのスタートとなったTeam Frontierだったが、レースがスタート直後から雨に見舞われる中、最初の1時間でトップ30圏内に浮上。鈴鹿8時間の常連である日本チーム(岩田悟、小山知良、大木崇行)が20位フィニッシュを果たし、EWCダンロップ・インデペンデントトロフィーを受賞し、賞金4,000ユーロ(約52万円)を獲得した。
Wócjik Racing Teamも初めての参戦となった鈴鹿8時間で、見事なパフォーマンスを披露した。FIM EWCをフル参戦しているポーランド拠点のこのチームは、グリッド49番手からスタートし、チャレンジングなレースを25位でフィニッシュ。パウエル・ゴルカ、パウエル・スコーペク、マレク・スコーペクの布陣で臨んだチームは、鈴鹿戦でのダンロップ賞として賞金3,000ユーロ(約39万円)を獲得した。
鈴鹿戦でのEWCダンロップ・インデペンデントトロフィーのポディウム、3段目にも日本勢が食い込んだ。山科カワサキ(山崎茂、松本正幸、桐井有希) が32位でフィニッシュラインを超えた。
その他、ダンロップユーザーのプライベーター4チームが鈴鹿8時間で受賞。EWCダンロップ・インデペンデントトロフィーの7位までに、2,300〜1,500ユーロ(約30万〜22万円)の賞金が贈られた。
今シーズン、FIM EWCのプロモーター、ユーロスポーツ・イベンツ、FIM EWC各レース主催者、タイヤマニュファクチャラーであるダンロップにより一新されたEWCダンロップ・インデペンデントトロフィーは、ダンロップタイヤを履く、コンストラクターから直接のサポートを受けないプライベートチームを支援している。
2018年鈴鹿8時間 – EWCダンロップ・インデペンデントトロフィー順位表
CL | N° | TEAM | NAT | BIKE | MODEL | CAT | PRIZE |
1 | 96 | TEAM FRONTIER | JPN | Honda | CBR 1000 RR | EWC | 4 000 € |
2 | 77 | WOJCIK RACING TEAM | POL | Yamaha | YZF-R1 | EWC | 3 000 € |
3 | 69 | YAMASHINA KAWASAKI | JPN | Kawasaki | ZX-10R | EWC | 2 700 € |
4 | 29 | DOG HOUSE | JPN | Suzuki | GSX-R 1000 | EWC | 2 300 € |
5 | 59 | HKC & IMT RACING | JPN | Yamaha | YZF-R1 | EWC | 2 000 € |
6 | 35 | PLUS ONE MCRT | JPN | Kawasaki | ZX-10R | EWC | 1 750 € |
7 | 73 | RC NORIMONO & MOTOLAB | JPN | Honda | CBR 1000 RR | EWC | 1 500 € |