洗練されていく優勝候補達
今朝行われたオーシャスレーベン8時間耐久レースのワームアップにて、ベストタイムがF.C.C TSR Hondaによってマークされた傍、ライバル達は皆FIM EWC選手権のファイナルに向けてそれぞれ調整を洗練させゆく。
こ のレースでの勝利、そしてその先にある世界タイトルへの意気込みをライバル達に喚起するかの如く、本日グリッド上４番手からのスタートとなるF.C.C. TSR HondaがYART Yamaha Official EWC Teamのタイムを抜いて、1’27.198でワームアップのベストラップタイムを更新した。オーストリアから来たこのYamahaのオフィシャルチーム は万全を決するため、フリートライアル中の怪我を負ってしまったBradley Smith選手の代わりに、YARTがサポートしているYamahaのTeam Rabid Transitの元ライダーSheridan Morais選手をチームに新たに加え入れ（予選でのタイム：1’26.400）、Broc Parkes選手及びMarvin Fritz選手と共にYamahaの＃７を表彰台のトップを目指す。
昨年のオーシャスレーベン8時間耐久レースを勝ち取ったフランスのYamahaオフィシャルチーム、今回グリッド上２番手からのスタートとなるGMT94 Yamahaは昨年に続き、David Checa選手、Niccolò Canepa選手、そしてLucas Mahias選手たちと共に優勝を狙っていきます。グリッド上３番手からのスタートとなるSuzuki Endurance Racing TeamとGMT94 Yamahaとのバトルがワームアップからすでに継続している。
Völpker NRT48 Schubert Motorsは勝利を掴むため新たなチームメイトを迎え入れることになる。BMWのマシーンを扱うこのドイツチームはオーシャスレーベンを拠点としており 現在FIM EWC Superstockワールドカップのトップである。予選で怪我を負ってしまったDominik Vincon選手の代わりにチームに迎え入れたのは元Penz13.com BMW MotorradのMatthieu Lussiana選手となる。
オーシャスレーベン8時間耐久レースのスタートは本日14時（中央ヨーロッパ時間）からとなります。
