鈴鹿のプライベートテスト、ホンダがトップタイム
鈴鹿で7月5日、1回目のプライベートテストを実施。ホンダが早くもリードを握ったが、激しい争いにも直面しており、特にYARTヤマハの奮闘が光った。
鈴鹿での最初の足慣らしとなるプライベートテストは、ヘビーウエットのコンディションで実施。日本のホンダ系チーム、Au&Teluru MotoUp RT(秋吉耕佑、長島哲太、イサック・ビニャーレス)が、HRCを抑えての2:18.421のラップタイムを叩き出し、ベストのパフォーマンスを披露した。ファクトリーチームのホンダHRC(高橋巧、中上貴晶、レオン・キャミア)は2:18.446がベストタイムだった。
YARTヤマハは、2:19.049で3番手タイム。その後を、ホンダ・アジア・ドリームレーシング、Kawasaki Team Green、Honda Dream RT桜井、ヨシムラスズキMOTULレーシング、MuSASHi RT HARC-PRO.Honda、Team KAGAYAMAが続いた。加賀山就臣がチームオーナーを務めるTeam KAGAYAMAは、チームメイトの名前を発表したばかり。米国のモト2ライダーであるジョー・ロバーツ、スペイン選手権で活躍中の日本の浦本修充を迎える。2013年にTeam KAGAYAMAから鈴鹿に参戦してポディウムに上がっている500ccグランプリ世界チャンピオンのケビン・シュワンツも、鈴鹿でチームに加わる。
F.C.C. TSRホンダ・フランスもこのテストに参加。慎重なアプローチで、2:22.412と14番手タイムだった。
今週と来週も、鈴鹿でさらにテストが行われる。