鈴鹿8時間耐久レース、ACOフィヨン代表がスタートフラッグを担当
フランス西部自動車ク […]
フランス西部自動車クラブ(ACO)代表のピエール・フィヨンが鈴鹿8時間耐久レースの現場を訪問し、スタートフラッグを担当することになった。今年初めに行われたル・マン24時間耐久ロードレースのスタートフラッグを、モビリティランドの山下社長が担当したのの、返礼という形になる。
40周年となる鈴鹿8時間耐久レースは、今シーズンのFIM EWCシリーズの最終戦でもある。このレーススタートのフラッグを、ACOのピエール・フィヨン代表が務めることとなった。このイベントは、鈴鹿とル・マンという、伝統的な耐久レースを開催するふたつのサーキットの、歴史的な繋がりの新たな象徴となるだろう。
株式会社モビリティランド 山下晋取締役社長
「4月に鈴鹿市長の代理として鈴鹿市長賞を授与するためにル・マンを訪れました。伝統のル・マン24時間耐久ロードレースのスタートフラッグを振ったことはとても光栄であり、ル・マンと鈴鹿がともに40回目の記念大会を迎えることを多くの方にお伝えするメッセージとなりました。この度、フィオン代表にも鈴鹿サーキットにお越しいただき、グリーンフラッグの旗手を務めていただくことになりました。これは、ル・マンと鈴鹿の友好関係をさらに強固なものにし、ますます連携を深める、新たなメッセージをお伝えすることになるでしょう」
フランス西部自動車クラブ(ACO)ピエール・フィヨン代表
「日本の耐久レースの最大のシンボルとも言える鈴鹿8時間耐久ロードレースにおいてスタートのフラッグを振るという栄誉をいただきました。この4月には、ル・マン24時間耐久ロードレースにおいて、山下社長に公式スターターを務めていただきました。今年、私たち両サーキットは互いに40周年を迎え、またEWCの重要な2つの大会をそれぞれが開催しています。今回のこのような相互の交流が二輪の耐久レースの世界において強いメッセージを送るものであると思います。これから長きに渡る友好関係と互いに将来に向けて進むことを証明することになるでしょう」
ユーロスポーツ・イベンツ F.リベイロ代表
「この40年で両サーキットは耐久レースで最も大きな伝説を作り上げました。全ての耐久の歴史のほぼ全てがフランスと日本にあります。ル・マン24時間耐久ロードレースで鈴鹿サーキットの代表である山下社長がグリーンフラッグを振ったことはパワフルなメッセージとなりました。そして今回ACOのフィヨン会長が、バイクに向かって鈴鹿でのEWCグランドフィナーレのスタートの旗を振ることも、また強力なシンボルとなり得るでしょう」