鈴鹿8耐での最終決戦は激戦必至!

2017-06-27T00:00:00+02:002017年6月27日|2016-2017, Suzuka 8 Hours 2017|

鈴鹿8時間耐久は、サ […]

鈴鹿8時間耐久は、サスペンスに満ちたシーズンのフィナーレとなるだろう。先日行われたスロバキアリンク8時間耐久レースで、チャンピオンシップリーダーの差が縮まったのだ。

スズキ耐久レーシングチームは、依然としてランキング首位の座をキープしているが、2位のGMT94ヤマハが僅か1ポイント差に詰め寄ってきている。さらにYARTも首位から27ポイント差につけており、まだまだタイトル獲得を諦めたわけではない。

熱気と湿気の中行われる伝説のレース、ファクトリーチームのバイクたち……鈴鹿8時間耐久レースは、常にFIM EWCのシーズンハイライトだ。そして今年、その鈴時8耐へと続くドラマは、過去に例をみないほどの高揚感に包まれている。

スズキ耐久レーシングチームとGMT94ヤマハは、7月末に行われる鈴鹿8時間耐久レースに、FIM EWC 2016-2017チャンピオンシップの獲得をかけ、わずか1ポイント差で挑むのだ。

GMT94ヤマハは、先日のスロバキアリンク8時間耐久で3連勝を果たした。しかし、スズキ耐久レーシング・チームはスロバキアで2位に入り、ランキングトップの座を辛うじて守った。

鈴鹿8耐は、獲得ポイントが通常の1.5倍。つまり優勝者には45ポイント、2位は36ポイント、3位は31.5ポイントという配分となる。そのため、どちらのチームがチャンピオンに輝くのか、予測は難しい状況だ。

YARTにもまだチャンスがある!

鈴鹿8時間耐久に特化した得点システムは、世界タイトルへの挑戦権を、チャンピオンシップランキング3位のYARTヤマハ・オフィシャルEWCチームにももたらしている。スズキ耐久レーシングチーム、または、GMT94ヤマハがミスを犯すならば、一気に世界タイトルを獲得することも可能だ。

2016-2017 FIM EWCファイナルラウンド、40周年を迎える鈴鹿8時間耐久レースは、命運を左右する重要なレースだ。 その他、多くの日本のチームも参戦する伝統の1戦を、お見逃しなく。