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2020年、FIM、公認ヘルメット使用を義務化

2020-02-17T03:51:33+01:002020年2月12日|2019-2020, 24 Heures Motos 2020|

2020年1月1日から、すべてのFIM世界耐久選手権、および、耐久ワールドカップレースにおいて、FIM公認基準に合格したヘルメットの使用が義務化されている。公認ヘルメットは、FIM FRHPhe(FIM Racing Homologation Programme)ラベルによって識別される。EWCレース実戦でのFIM公認ヘルメット使用は、次戦となる4月18日・19日に開催されるルマン24時間レースから適用されることになる。

FIMは、今まで、公道用として承認されたヘルメットの既存の国際安全基準のみを対象としてきたが、2019年、競技会のために特別な認証プログラムを展開した。この認証プログラムには、公道用ヘルメットの基準要件に加え、レース用ヘルメットとしての新しいテストとより厳しい性能基準が組み込まれている。なお、このプログラムは、人間の頭の形状を、より厳密にシミュレートした最近の科学研究のデータに基づいている。

特に、FIM FRHPhe-01認証規定には、新しく、斜め(45°)衝撃試験と、より高速で行われる試験が組み込まれ、クラッシュ時の脳損傷に対する保護レベルを高めるため、衝撃ゾーンと衝撃吸収能力をさらに見直し、それを装備することが条件として加わえられた。ヘッドフォームには、人間の皮膚の厚さを模倣したシリコンコーティングを施し、また、アスファルト表面の摩擦係数が影響を及ぼすであろう衝撃ゾーンの改修などが行われた。

FIM FRHPhe-01レーシングヘルメットの認証を申請するメーカーは、スペインのアラゴン工学院(サラゴサ大学)の衝撃研究所でヘルメットサンプルをこの認定試験にかける必要がある。ヘルメットは、モデル毎、サイズ毎に公認され、競技で使用することを目的とした付属品とともに試験に提出されなければならない。

FIM公認ヘルメットは、公道用であると承認された公認証明書と一緒に、チンストラップに縫い付けられたFIM FRHPhe-01ラベルによって識別される。

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なお、FIM公認ヘルメットは、2020年4月に開催されるルマン24時間レースのテクニカルチェックで必要となる。