AVIOBIKE、悪夢が再びよぎった瞬間

2022-04-26T02:39:51+02:002022年4月25日|2022|

Aviobikeは、序盤で転倒を喫し、修復のためにピットで時間を費やしたが、見事その苦難から立ち直り、昨年、早々と撤退を強いられたルマン24時間レースで、2022年は初入賞し、その雪辱を果たした。

ゲリ・ゲスルバウアー選手、パトリック・ダングル選手、アントニー・グロッピ選手のライダートリオを擁するジョバンニ・バッジ監督率いるこのヤマハチームは、FIM世界耐久選手権ダンロップ・スーパーストック・トロフィーで18位、総合27位でゴールした。

パトリック選手が3時間経過付近でクラッシュし、修復のために15周分の時間をピットで過ごすことになったが、Aviobikeは、このような結果を得ることができた。ゲリ選手とアントニー選手もこの転倒のダメージでピットストップが長引き、合計で25周ほど遅れることとなった。

「3年ぶりに24時間レースを完走することができたよ。」とジョバンニ監督は語った。「レース序盤にクラッシュした時、同じようにリタイヤした昨シーズンのレースを思い出してしまったんだ。今回はパトリックが転倒した後、ピットに戻ってくることができたからラッキーだったね。クルー達はすぐにマシンをレースで戦える状況まで戻してくれたんだ。この転倒によって、後方に追いやられてしまったけど、なんとかレースを完走することができた。チーム、ライダー、そして我々についてきてくれることを決めたすべてのスポンサーに感謝したいよ。24時間レースはとても過酷なレースだけど、それを完走できて、今は大きな達成感でいっぱいだよ。」