BMW、初優勝を目指す

2021-09-14T05:21:40+02:002021年9月9日|2021, Bol d'Or 2021|

2021年シーズン、BMW Motorrad World Endurance Teamは、ルマンとエストリルの表彰台に登壇した。しかし、昨シーズンに誕生したばかりのこのファクトリーチームは、FIM世界耐久選手権での初優勝を目指している。

BMW Motorrad World Endurance Teamは、9月初旬に行われたボルドールに向けた合同テストで素晴らしい走りを見せ、常に上位をキープ。ダンロップタイヤを装着したこのベルギーチームのM1000RRは、予選と決勝でも輝きを放つだろう。

しかし、BMW Motorrad World Endurance Teamは、ルマン24時間レースとエストリル12時間レースで転倒を喫し、順位を落としてしまった。しかし、ヴェルナー・デーメン監督率いるこのチームは、このようなミスがあったにもかかわらず、すぐに立ち直り、尽力し続け、表彰台3段目を獲得した。

BMWのマーカス・ライターバーガー選手、イルヤ・ミハルチク選手、ハビエル・フォーレス選手、ケニー・フォレイ選手の4人が優勝トロフィーを掲げるのもそう遠いことではないだろう。

BMW Motorrad World Endurance Team、ヴェルナー・デーメン監督は、次のように分析している。
「もっと集中しないと。調子はいつも良いんだけどね。エストリルでは、トップチームのすべてがクラッシュしてしまった。FCCのように、転倒しなかったチームがいい結果を残したよね。最速ではなかったけれど、転倒せずに優勝したからね。我々のチームはまだ若いし、レースごとにマシンを成長させているんだ。それに、チームの結束力も強化しているよ。我々は、勝てる可能性を持っているんだけど、すべてが完璧に揃わないといけないんだよ。速くても転倒しないことが重要だよね。近いうちに勝てるとは思っているけど。でも、もっとレースに集中しないといけないし、あと、運も味方につけないといけないんだよ。」