BMWのEWCエースライダー、マーカス選手が4度目のIDMタイトルを獲得

2022-08-19T05:21:51+02:002022年8月18日|2022|

先週末、マーカス・ライターバーガー選手は、自国の権威あるIDMタイトルを獲得し、2013年、2015年、2017年の選手権優勝に加え、4度目のドイツチャンピオンとなった。

また、2レースを残してチャンピオンを獲得したマーカス選手のこの功績は、ヴェルナー・デーメン監督が率いるBCC-alpha-Van Zon-BMWチームにとっても、8度目のIDMライダーズの栄冠をもたらしたのである。

6月のFIM世界耐久選手権、スパ24時間EWCレースでBMW Motorrad Endurance Teamの一員として優勝したマーカス選手は、オランダのアッセンで行われたIDMレースのレース2で、マーカス選手と同じく、Viltaïs Racing IgolからFIM世界耐久選手権に参戦する最大のライバル、フロリアン・アルト選手がテクニカルトラブルによりリタイアしたため、両レースで優勝し、IDMタイトルを確定させた。

レース1ではドイツ人ライダーのフロリアン選手は、フランス人ライダーのロリス・バズ選手に次いで3位でゴールしたが、レース2のリタイアにより、タイトル争いで107ポイントのリードを持つマーカス選手には追いつけなくなった。

「フロには申し訳いね。」とマーカス選手は語った。「彼は僕にとって決して楽な相手ではなかったし、レースでは力強い走りを見せていたからね。だからこそ、このような素晴らしいマシンをチームが用意してくれたことを誇りに思うんだ。リタイアすることもなく、無事にタイトルを獲得できたことは、本当にうれしいし、誇りに思うよ。今回も素晴らしい仕事をしてくれたチームのみんなに感謝したいよ。彼らの努力に報いることができて、さらに余裕のあるレース展開でタイトルを獲得できたことは、本当にうれしいんだ。本当にいい週末だったよ。」

マーカス選手とフロリアン選手は、9月にポールリカール・サーキットで開催されるボルドール100周年記念レースでEWCに復帰する予定だ。

写真: IDM_Dino Eisele