BMW EWCチーム、ボルドール事前テストで最速を記録
来月開催されるFIM世界耐久選手権2022年シーズンチャンピオン決定戦となるボルドール24時間レース第100回記念大会で、BMW Motorrad World Endurance Teamは、もっとも優勝に近い存在であるということをアピールした。
南フランスに所在する5.674kmのポール・リカール・サーキットで行われた伝説的な24時間レースの事前テスト初日では、ベルギーのBMWチームが1分52秒517のベストラップを記録し、この日のトップに立った。
6月に行われたスパ24時間EWCレースで見事に優勝に輝いたこのチームは、この日の午前と同様に、暖かくドライなコンディションで行われた午後の3時間のセッションで、この日のトップパフォーマンスを発揮することに成功した。
午前中の第1セッションでは、今シーズンもチャンピオン争いを繰り広げるYART – Yamaha Official Team EWCが、1分53秒503を記録し、トップタイムをマークしていた。
第2セッションでは、F.C.C. TSR Honda Franceが、BMW Motorrad World Endurance Teamに次ぐ1分53秒201を記録し、YARTの記録を上回った。
ボルドール24時間レース決勝への準備となる事前テストは、明日8月31日(水)にも引き続き行われ、EWCライダー達は、10:00-12:00と14:00-17:00(中央ヨーロッパ時間)に再びサーキットに登場する予定だ。