BOLLIGER、EWCで4位を獲得

2022-04-21T04:02:26+02:002022年4月20日|2022|

Team Bolliger Switzerlandは、自身41回目のシーズンとなるFIM世界耐久選手権2022年シーズンを、フォーミュラEWCカテゴリー4位、総合8位という好成績でスタートさせた。

その後、Team Bolliger Switzerlandのケビン・ボリガー監督は、カワサキマシンを駆るイアン・ビューン選手、イエスパー・ペリイエフ選手、ニコ・トゥーニ選手らのライダートリオが、またしても執念の走りを見せたと振り返る。

ケビン監督は、「長くて厳しかった24時間だったけど、EWCで4位という素晴らしい成績を収めることができたよ。」と語った。「ルマンでの1週間はとても濃密だったけれど、すべてがポジティブな方向に向かっていったんだ。それはレースでも同じだったんだ。」

「最初の8時間で最初のポイントを獲得することができたし、夜が更けるにつれて、ライダーたちはとても良いペースで走れるようになったんだ。ラッキーなことに、夜間は事故もなく走りきることができて、順位もさらに上げることができた。」

「夜明けからは5位から8位あたりを走行して、朝7時での16時間経過後で、さらに6ポイント、合計11ポイントを獲得できたから、とても嬉しくて、残りの時間にも自信を持つことができたんだ。」

「3人のライダーとチーム全体が、レース全体を通してとても良い仕事をしてくれたから、午前中まで何の問題もなく過ごすことができたよ。」

「レース終了の3時間前、イアンがニコにマシンを渡したとき、イアンは完全に疲れ切っていたんだ。実はイアンは3週間前に新型コロナで倒れて、まだ完全ではなかったんだ。可能ならニコとイェスパーでレースを終えてくれないかって頼まれていてね。だから、次にニコからマシンを受け継いだイェスパーが最後にダブルスティントを行うことになったんだよ。」

「終了20分前までは、もう危険な場面はないように見えたんだ。だけど、他のチームがエンジンをブローアップさせて、コース上にオイル撒いたとき、これはいつ、突然、滑って転ぶかわからないなと思って、一瞬ショックを受けたんだけど、すぐにセーフティカーが車列を整えて、レースを制御してくれたから良かったよ。イェスパーは、無事にレースを終えて、ポイントを持ち帰ってきてくれたんだ。」

「ピットでは、我慢するようなことはなかったんだ。EWC4位、総合8位、さらにポイント獲得を喜んでいるよ。イェスパーは、マッサージ師のマイク・ラファルスキーや第4ライダーのナイジェル・ワラヴェンに支えられて、大きな拍手の中、ピットに戻って、祝杯をあげたんだ。2022年シーズンは、これ以上ないと思えるほどの素晴らしいスタートを切ることができた。次戦のスパがとても楽しみになってきたよ。ファンのみんなやスポンサー、サポーター、友人たちの大きな支援に感謝したいね。」