ポーランドのチーム、Wójcik Racing Teamは、2019-2020FIM EWCシーズンで最も活躍したプライベートチームであった。FIM世界耐久選手権とFIMスーパーストックワールドカップにヤマハマシンで参戦したWójcik Racing Teamは、両クラスで4位入賞という好成績を収めた。
スズキファクトリーチームのSuzuki Endurance Racing Teamが、FIM世界耐久選手権において16度目のタイトルを獲得した。Suzuki Endurance Racing Teamは、異常となった今回の2019-2020年シーズン最終戦のポルトガル・エストリル12時間レースで、シーズンタイトルを勝ち取った。
ハンスペッター・ボリガー氏は、38年間の耐久レースへの情熱が評価され、エストリルでアンソニー・デルハール・EWCスピリット・トロフィーを受賞した。2019-2020FIM EWCシーズン最終戦となったエストリル12時間レースは、Bolliger Team Switzerlandの創設者であり、監督でもあったハンスペッター・ボリガー氏にとって、最後のレースとなった。
ボルドールとルマン24時間レースに続き、ポーランドのヤマハプライベートチーム、Wójcik Racing Teamが、エストリル12時間レースでのEWC ダンロップ・インディペンデント・トロフィーで優勝し、総合でも表彰台を獲得した。Team AviobikeとWójcik Racing Team 2の前にゴールしたWójcik Racing Teamは、EWC ダンロップ・インディペンデント・トロフィーの優勝者に与えられる€4,000の賞金を手にした。
ポルトガルで開催されたエストリル12時間レースは、FIM世界耐久選手権シーズン最終戦の名に恥じない熱いレースとなった。YART Yamahaが、F.C.C. TSR Honda FranceとWójcik Racing Teamを抑え、見事、優勝を果たした。また、Suzuki Endurance Racing Teamは、このレースで表彰台を逃したものの、4位でフィニッシュし、2019-2020FIM EWCチャンピオンの栄冠を手にした。