ロレンツォ選手は、来週開催されるFIM世界耐久選手権2022年シーズン開幕戦のルマン24時間レースに出場する予定であったが、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われたCampionato Italiano Velocitàに他チームから出場した際、クラッシュし、手術を受けることになった。

ロレンツォ選手のFacebookページには、次のような投稿があった。「週末がこのような形で終わってしまい残念だ。残念ながら、ひどい転倒だったため、ロレンツォ選手はレース2に出場することができなかった。彼は脊髄穿孔手術を受け、現在は危険な状態からは解放されている。医療チームに感謝したい。」

ERC Endurance-Ducatiの投稿：「ロレンツォ選手の事故のニュースを聞いて、我々チーム全員はとても驚いた。我々一人一人が、あなたの一刻も早い完全な回復を願っている。イタリアの重戦車がコースで大暴れしているシーンを早く見たいと願っている。」

ミサノでのレースで、第1レースを2位で終えたロレンツォ選手は、ハビエル・フォレス選手とデビッド・チェカ選手、そして、第4ライダーのマーク・モーザー選手と共にERC Endurance-DucatiからEWCに参戦する予定であった。なお、新ライダーラインナップは、4月14-17日にフランスで開催される第45回ルマン24時間レースに先立って発表される予定だ。